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ブックマーク / science.srad.jp (2)

  • 夜更かしは免疫システムにも悪影響 | スラド サイエンス

    夜遅くまでの仕事やシフト勤務、時差ぼけが身体によくない理由がまた一つ見つかったそうだ。テキサス大学サウスウエスタン医学センターの研究チームが体内時計の狂いが免疫システムの狂いを生むことを明らかにしたという(ScienceNow)。 このチームは免疫細胞の発達に関わるタンパク質NFIL3とT細胞サブセットであるTh17細胞との関係を研究していたとのこと。Th17細胞は炎症状態を引き起こす細胞であり、通常レベルでは我々を細菌感染や真菌感染から守ってくれるが増えすぎると炎症系の疾患を引き起こしてしまう。研究ではNFIL3レベルを上げるとT細胞のTh17細胞への変化を防ぐことができると突き止めたとのことで、NFIL3がTh17細胞を制御していることが明らかになった。 さらに研究チームは体内時計に関連する遺伝子とNFIL3を発現するNfil3遺伝子が密に関わっていることも突き止めたとのこと。体内時計

  • 睡眠時、脳では代謝老廃物を洗い流している | スラド サイエンス

    人間が人生の3分の1を睡眠に費やさねばならない理由について、これまでも科学者の間で様々な議論がなされてきているが、Rochester大学の研究チームが睡眠の新たな働きを解明することに成功した。これによれば、人は寝ている間に「脳の代謝老廃物を洗い流している」とのこと(Science、家/.記事)。 マウスを使って、脳脊髄液の量を調節する神経膠細胞の働きを調べた。脳脊髄液 はマウスが寝ている時には60%も増えたが、しっぽを触るなどして起こすと脳を流れる脊髄液の量が減ったとのこと。また、アルツハイマーの原因と考えられているベータアミロイドを脳に注入したところ、睡眠時には覚醒時の2倍の速さで脳脊髄液によって毒性をもつ老廃物が除去されたのだそうだ。 脳から代謝老廃物を取り除くのには膨大なエネルギーを要するため、神経細胞が活発に活動している最中は除去を行うことはできないのだろうとのこと。

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