イー・アクセスとソフトバンクは、2.5GHz帯のBWA(高速無線通信方式)免許取得を目指して設立した企画会社「オープンワイヤレスネットワーク(OpenWin)」について、両社が資本金を折半し、資本金・資本準備金を減額した上で同社を存続させる方針を発表した。 2.5GHz帯の免許は、2007年5月に総務省が割当方針案を発表し、新規事業者のみ対象に審査されることになった。既存の携帯電話事業者の出資比率が規制されたため、ソフトバンクとイー・アクセスは、投資会社やインターネット接続事業者とともにOpenWinを9月に設立した。免許取得に向けて、OpenWinのほか、KDDI系のワイヤレスブロードバンド企画、ドコモとアッカ・ネットワークスが出資したアッカ・ワイヤレス、ウィルコムの計4社が名乗りを挙げたが、昨年12月21日、ウィルコムとワイヤレスブロードバンド企画に免許割当が決定した。免許獲得の争いに