【政治部遊軍・高橋昌之のとっておき】官僚の記者会見禁止は問題(上) 記者会見の対象を限定すべきではない (1/3ページ) 2009.9.19 18:00 政権発足後の初閣議に臨む鳩山由紀夫首相(左から2人目)ら。この場で「官僚の記者会見禁止」の申し合わせが行われた=16日、首相官邸(大西正純撮影) 鳩山政権のスタートで、日本の政治は新たな時代に入りました。書きたいことは山ほどあるのですが、さっそく鳩山内閣が打ち出した「官僚の記者会見禁止」は、中央省庁に限らず全国各地の行政機関で官僚の記者会見が中止されるなど、大きな影響を与えており、私自身も問題だと思うので、今回はそれをテーマに書きたいと思います。 これについて、産経新聞社は18日付朝刊の社説で「行政機関への自由な取材を制限するものにほかならず、民主主義社会の根幹である言論報道の自由に反する」として、「到底、受け入れられない」との見解を表