財界人による巨人の応援団体「燦燦(さんさん)会」の激励会が16日、東京都内のホテルで開かれた。 あいさつした巨人の渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長)は、「開幕を延期するとか、プロ野球をしばらくやめるとか俗説があったが、戦争に負けた後、3カ月で選手や監督から試合をやりたいという声があがって、プロ野球を始めた歴史がある」と過去の例を挙げ、予定通り25日に開幕することに強い意欲を示した。 また、「明るい活力を大衆に示すことができるのはプロ野球選手。選手が命がけでいいプレーをすれば元気が出るし、生産性も上がる」と持論を展開した。【立松敏幸】