KDDIと楽天は11月1日、通信、決済、物流事業での提携を発表しました。楽天は携帯電話事業本格参入にあたりKDDIの通信設備を利用でき、KDDIは物流・決済事業の強化に楽天のノウハウを活用できる、と両社の利害が一致した格好です。 楽天はKDDIの通信設備を利用して携帯事業参入 KDDIと楽天が発表した提携は、通信、決済、物流と広い事業分野にわたります。 楽天は現在、MVNOとしてNTTドコモの回線を借りてサービスを提供していますが、「第4のキャリア」として2019年10月、携帯電話事業に本格参入する予定です。 しかし、後発の楽天が自社の通信設備だけで全国にサービスを提供するのは困難と見られており、設備が整うまでは引き続きNTTドコモの通信設備をローミング利用するものと見込まれていました。 楽天は今回の提携により、KDDIの通信ネットワークをローミング利用することで、事業参入当初から全国での