ソニーグループは4日、今期(2022年3月期)の連結営業利益予想(従来9300億円)を9800億円に上方修正した。ブルームバーグが集計したアナリスト14人の予想平均9819億円をわずかに下回った。前期実績比では2.6%の増益となる。音楽やエレクトロニクス、映画分野での増益が貢献する。 ストリーミングサービスの増収により音楽分野の営業益予想(従来1620億円)を1900億円に修正したほか、エレクトロニクス分野の営業益予想(同1480億円)もテレビやデジタルカメラの販売増などが寄与し1700億円に引き上げた。 売上高:9兆7000億円に据え置き(市場予想9兆7743億円)営業益:9800億円(従来9300億円、市場予想9904億円)純利益:7000億円(従来6600億円、市場予想7182億円)今期の業績予想 十時裕樹最高財務責任者(CFO)は決算会見で、東南アジア圏での新型コロナウイルスの感染