アーセナルに所属するブラジル代表DFガブリエウが、難民の子供たちを支援するための「アーセナル基金」を立ち上げた。イギリス紙『デイリーメール』が20日付で伝えている。 ブラジル・サンパウロ州出身のガブリエウは、NGOの「セーブ・ザ・チルドレン」と協力して基金を立ち上げた。集められた寄付金はイラク難民の子供たちのためにサッカーグラウンド2面分を作る資金に充てられ、余剰金は世界中で困っている子供たちを支援するために使われるという。 アーセナル基金の創設についてガブリエウは、「素直に嬉しい。サッカー選手として困っている人を助けるのは義務だからね。僕はその義務を自分の口座から数百万ポンドを寄付するという形で実行している。こんなに嬉しいことはないよ」と喜びを示している。 また、同選手はブラジルの地元チームに若手育成のための資金を援助している。自らが育った境遇について「僕の地元には浄水された水がなく、電