ブックマーク / rollingstonejapan.com (163)

  • BJ・ザ・シカゴ・キッドが明かす、カニエからケンドリックまで求める「声」の秘密 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    今年8月、ビルボードライブ東京で来日公演を行ったBJ・ザ・シカゴ・キッド(Photo by Yuma Totsuka) BJ・ザ・シカゴ・キッドの声は今日のシーンにおいて、様々な文脈を横断しながら広く求められている。ケンドリック・ラマー、ラプソディー、チャンス・ザ・ラッパー、フレディ・ギブス、スクールボーイ・Q、ケラーニ、ジョーイ・バッドアス、ソランジュ、コモン……これまでに共演してきたアーティストの顔ぶれを見れば、彼のポジションが担っている重要性がよくわかるだろう。 ソウルミュージックの名門モータウンと契約し、2016年にアルバム『In My Mind』をリリース。2017年のグラミー賞で複数の部門でノミネートされ独自の地位を築いた彼は、2019年に新作『1123』を発表。リック・ロス、アンダーソン・パーク、J.I.D.、ミーゴスのオフセットなどの参加もあり、日でも話題になっている。

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  • サザン新曲「愛はスローにちょっとずつ」と「いとしのエリー」を巡る考証 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    サザンオールスターズの新曲「愛はスローにちょっとずつ」がリリースされた。カップリングなしの単曲シングルとして、デジタル配信は8月12日にスタート。フィジカル版はデビュー40周年記念『SOUTHERN ALL STARS YEARBOOK「40」』に封入のCDとなり、8月末に届けられる予定だという。 「愛はスローにちょっとずつ」は今年行われた40周年記念ツアーでも、唯一の新曲として披露されている。6月16日に東京ドーム公演を観た僕は、コンサート・レポートに「初期サザンを思い起こすようなバラード」と書いている。レコーディング・バージョンをあらためて聴いてみると、イントロのキーボードに「いとしのエリー」を思い起こすフレーズがあるのに気づく。思えば、今回のツアーでは「いとしのエリー」や「TSUNAMI」が演奏されなかったのだが、それはこの「愛はスローにちょっとずつ」ができてしまったからかもしれな

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  • 2019年ロック最大の衝撃、ブラック・ミディの真価を問う | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    活況著しいUKサウスロンドンで結成され、名門ラフ・トレードから発表されたデビューアルバム『Schlagenheim』によって2019年のロックシーン最注目バンドとなったブラック・ミディ。ミステリアスな存在感が噂の的になると、海外のバズが日にも飛び火し、9月に控えた初来日ツアーも東京公演はすでに完売。残るは関西2公演のみとなっている。この勢いはどこまで物なのか? オルタナティブ・ミュージック全般に詳しいライターの天井潤之介に話を伺った。 ─まずは天井さんが、ブラック・ミディをどんなふうに捉えているのか知りたいです。 天井:簡単に一言でいってしまうと、一曲のなかで展開がめまぐるしく変わるところ。そこが聴いていて単純に面白い。曲のアタマと終わりが全然違ったりしますよね。しかも、そこにはいろんなジャンルの音が入っている。その(いろんなジャンルの)円の重なる部分こそがブラック・ミディだと思ってて

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  • 日本のシティ・ポップは、なぜ世界中のリスナーを虜にしているのか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    70~80年代に発表された日のポップスが、海外で大きな注目を集めるようになって久しい。かつて国内を席巻した、煌びやかで非現実的な音楽は、丹念に作り込まれたストリーミング世代のポップスとも共鳴している。この現象を米ローリングストーン誌はどのように捉えているのか? 関係者の証言も交えつつ、アメリカ側の視点からシティ・ポップ再評価の真相に迫った。 日のタワーレコードでCDの山を前にしていたAndy Cabicは、ふと予感めいたものを感じた。フォークロックのバンドVetiverのフロントマンであり、2000年代半ばにはデヴェンドラ・バンハートと共にツアーを回ったこともある彼は、山下達郎やシュガーベイブ、はっぴいえんど等を取り上げたコーナーの前で足を止めた。数時間にわたってそれらの作品を試聴した彼は、新鮮でありながらどこか懐かしいその音楽の虜となった。当時アメリカで流行していたソフトロックやAO

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  • ビル・フリゼールが語るマジカルな音世界の秘密、『カーマイン・ストリート・ギター』の記憶 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    『カーマイン・ストリート・ギター』劇中でのビル・フリゼール。同作には他にも、マーク・リーボウやネルス・クラインといった著名ギタリストが登場する。©MMXVⅢ Sphinx Productions. 今年6月に来日していたビル・フリゼールを取材。ECMからの最新作『エピストロフィー』など30点を超えるリーダー作を発表してきた、唯一無二のギタリストが明かす演奏論とは? さらに、NYの実在するギターショップを舞台とし、自身も常連客の一人として出演している映画『カーマイン・ストリート・ギター』(8月10日より全国順次ロードショー)についても語ってくれた。聞き手は音楽評論家の萩原健太。 この人のギターには魔力がある。ビル・フリゼール。既存の価値観とか方法論とかジャンルとか、そうしたすべてから解き放たれながら、独特のまろやかなトーンで、まるで歌うように、自在に、奔放に、空間を舞うギター。そんなフリゼー

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  • ザ・クラッシュ、波乱含みの1982年東京公演を振り返る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    1982年撮影のザ・クラッシュ(Photo by Larry Hulst/Michael Ochs Archives/Getty Images) ザ・クラッシュによる最初で最後の来日ツアーで開催された、1982年1月下旬の中野サンプラザ公演を振り返る。パンクの顔として時代を駆け抜けてきた彼らは、そのとき厳しい局面を迎えていた。 今思えば、ザ・クラッシュは1982年のアジア/オーストラリア・ツアーを廻ることに、おそらく同意すべきではなかった。『コンバット・ロック』の張り詰めたセッションの途中に実施するだけでも無理があるのに、プロモーターは1カ月強で25回ものショウを行うという、狂気のスケジュールを取りまとめていたのだ。5年連続でツアーを続けていたバンドはすっかり消耗し、明らかにガタが来ていた。特に状態がひどかったのはドラマーのトッパー・ヒードンで、彼のヘロイン中毒はもはや制御不能となっていた

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  • 連続殺人鬼の正体を暴いたDNAデータベースと家系図作成サイトの最強タッグ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2018年4月、法廷に姿を現した“ゴールデン・ステート・キラー”とされるジョセフ・ジェームズ・デアンジェロ(Photo by Justin Sullivan/Getty Images) 1992年のクリスティ・ミラック殺人事件、ゴールデン・ステート・キラーと呼ばれるシリアルキラーによるカリフォルニア州の連続殺人事件など、未解決殺人事件の容疑者たちの逮捕が、今年に入って相次いでいる。その背景には、テクノロジーの進歩に伴い整備された新たなDNDデータベース活用と、DNA分析・家系図作成サイトの利用があった。 25年以上にわたって、クリスティ・ミラックの殺人事件はミステリーに包まれていた。気づけば、皆に愛されたペンシルベニアの教師の人生よりも長い時間が経ってしまった。ミラックは1992年のクリスマスの数日前、自宅で激しく殴られ絞め殺されているのが発見された。衣服も性的暴行を受けたように乱れていた

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  • クルアンビンは米が美味しい定食屋!? トリプルファイヤー鳥居真道が語り尽くすリズムの妙 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ファンクやソウルのリズムを取り入れたビートに、等身大で耳に引っかかる歌詞を載せて歌う4人組ロックバンド、トリプルファイヤー 。ヴォーカル吉田靖直のナンセンスな歌詞に注目が集まることが多いが、「高田馬場のJOY DIVISION」、「だらしない54-71」と呼ばれたこともあるように、その音楽性はかなり特殊で技術的である。そんなトリプルファイヤーの音楽性のブレインであるギタリスト・鳥居真道による連載「モヤモヤリズム考 − パンツの中の蟻を探して」がスタート。記念すべき第1回は、「FUJI ROCK FESTIVAL’19」にも出演が決まっているクルアンビンの「Evan Finds The Third Room」のリズムを徹底的に考察! 曲を流しながら読むことをオススメします! 「モヤモヤリズム考 − パンツの中の蟻を探して」Vol.1 クルアルビン「Evan Finds The Third R

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  • 大槻ケンヂが振り返る、筋肉少女帯との30年「ロックを始めたきっかけは長嶋茂雄」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2018年から始まった筋肉少女帯メジャーデビュー30周年イヤーが、6月30日の中野サンプラザ公演をもって31年目に突入。それに伴い、6月21日~7月1日にかけて、彼らの聖地とも言うべき中野ブロードウェイで「筋肉少女帯展」も開催される。そこで今回は、筋肉少女帯・大槻ケンヂを直撃。30年間における心境の変化を語ってもらった。 ―心境の変化といえば、春先に『週プレNEWS』のインタビューで「バンドマンがモテた時代なんて1ミリもなかった」という話をされてたじゃないですか。 大槻:いきなりそんな話!? そういうコンビニ的な話、みんなとっても好きだよねぇ。あれ実はね、あのときのインタビュアーの方が、ものすごく緊張されてたんですよ。どうやら僕のファンだったらしくて、それでちょっとしたバカ話でほぐしてみようとしてみたら、なんかそこばかり切り取られていた!というインタビューこれよくあるある(笑)。でも、そ

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  • フジロック×サマソニ運営対談 フェスと洋楽文化を支える両者のリアルな本音 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    左からフジロック、サマーソニックのメインビジュアル(Photo by 宇宙大使☆スター / ©︎SUMMER SONIC All Rights Reserved.) 2019年の夏フェスシーズンもいよいよ到来。そこで今回は、日が誇る二大洋楽フェス、フジロックとサマーソニックの両陣営による前代未聞の対談インタビューをお届けする。ご登場いただいたのは、SMASHの宣伝/ブッキング担当・高崎亮さんと、クリエイティブマン宣伝部・安藤竜平さん。ライバル企業のスタッフである2人が「これからは協力すべき時代」と語る理由とは?  お互いの印象や交流関係、洋楽文化に対する危機感、今年のフェス展望まで。気になるところを存分に話してくれた。 SMASHとクリエイティブマンの関係 ―お二人は以前から知り合いなんですよね? 高崎:そうなんです。(SMASHに入社してから)僕はプロモーターとして現場を担当していて。

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  • 星野源×トム・ミッシュ対談 音楽に正直であり続けるための方法 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    星野源とトム・ミッシュ。2019年5月28日、都内某所にて撮影。(Photo by Masato Moriyama) 星野源とトム・ミッシュ、この二人の稀代のアーティストの邂逅は必然だったと言えるだろう。共にソウル・ミュージックやヒップホップなどの音楽からの影響を自らのフィルターを通して昇華し、ジャンルを横断するオリジナルなポップ・ミュージックを奏でている。 しかし彼らの共通点はそれだけにとどまらない。今回の対談を通してみえてきたのは、もっともっと彼らの表現の根にあるものだった。生活と音楽が地続きにあるからこそ、その音に血の通った人肌の温もりが生まれるーー古くからの友人同士のように膝を突き合わせて、夢中になって会話を交わしていた星野とトム。限られた取材時間の中で生まれた笑顔、誠実な音。その一部始終をここに記録する。 (星野源)Styling by TEPPEI, Hair and Ma

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  • U2、13年ぶりの来日コンサート決定 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    31日、U2「ヨシュア・トゥリー・ツアー2019」が日を含む、ニュージーランド、オーストラリア、シンガポール、韓国で開催されることが発表された。 ヨシュア・トゥリー・ツアー2019は、U2の代表作のひとつ『ヨシュア・トゥリー』のリリース30周年を記念して2017年に開催され大きな成功を収めた同名ツアーに続くもので、オーストラリアとニュージーランドにおいては2010年の「360°ツアー」以来、日では2006年の「Vertigoツアー」以来13年ぶりの公演となる。また、シンガポールと韓国はU2にとって初公演。 ヴォーカルのボノは、「これらの楽曲の歌い方を学ぶのに30年もかかってしまったが、やっとバンドに追いつけた。このツアーを通してオーディエンスはヨシュア・トゥリーに新しい命を与えてくれたんだ。ヨシュア・トゥリー・ツアーはU2にとって当に特別で、感情的なものだ。暗い楽曲が未だにこの時代で

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  • 漂白剤を使った危険な治療法、自閉症の子供に試した母親も | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    漂白剤が自閉症の治療薬になるという考えを最初に推奨したのは、過激思想の宗教団体のリーダー、ジム・ハブル氏。(Photo by Shutterstock) 「反ワクチン」を掲げ、漂白剤を「特効薬」として宣伝する動画コンテンツがYouTube上に多数存在する。 漂白剤が自閉症の治療薬になるという考えを最初に推奨したのは、過激思想の宗教団体のリーダー、ジム・ハブル氏だ。ミラクル・ミネラル溶液(MMS)と呼ばれる「奇跡の」物質を不法に販売していたことでも知られ、人は南米赴任中にこれでマラリアを治したと主張している。MMSの中身は亜塩素酸ナトリウムとレモン汁のような酸性物質で、この2つを混合すると、市販の漂白剤によく使われる二酸化塩素が生成される。大量に摂取すると吐き気や嘔吐、重度の脱水症状、さらに腎機能障害を引き起こす。 MMSの効能についてはアメリカ品医療品局が何度となく警告を出している(ハ

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  • ヴァンパイア・ウィークエンド最新作レビュー:穏やかなサウンドに隠れた反骨精神 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2019年撮影のエズラ・クーニグ(Photo by Rich Polk/Getty Images for iHeartMedia) ヴァンパイア・ウィークエンドの6年ぶりカムバック作『ファーザー・オブ・ザ・ブライド』が、3作連続の全米アルバム・チャート1位を達成するなど大きな話題を集めている。『Jazz The New Chapter』シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆が、独自の切り口からニューアルバムの魅力に迫った。 ヴァンパイア・ウィークエンド(以下VW)の前作『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』がリリースされたのは2013年のことだった。それから今日までの6年間における、音楽シーンのめまぐるしい変化を思うと、2013年は遥か昔のことのように思える。とてつもなく長い空白をやり過ごしながら、VWの面々はどんなことを考えていたのだろうか。 今年4月にSony Music St

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  • Spotify「偽アーティスト」のストリーミングが横行 プレイリストに潜む各社の策略 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ここ2年間でストリーミングの世界に「偽アーティストたち」が続々と出現している。この状況に苦情を呈してきた大手レコード会社のソニーは、“潰せないなら手を結べ”手法に出たのか、独自の新サービスを開始した。 「お前らは一度も騙されたと思ったことはないか?」 これはジョニー・ロットンの言葉だ。1978年、サンフランシスコのウィンターランド・ボールルームで行われたセックス・ピストルズのさよならライブでロットンが観客に向かって言い放ち、それ以来語り草になっている言葉でもある。多くのファンが純粋なパンク・アイコンと信じているセックス・ピストルズだが、実は最初から巧妙な策略を練っていたかもしれないぞと、ロットンはこの発言で仄めかしている。 2019年の音楽業界は猛スピードでストリーミングへと移行しており、かつてロットンが発したピストルズへの好戦的な別れの挨拶は、音楽業界の未来を予言したわけでもなかっただろ

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  • 元マネージャーが語る、ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』が世界を変えた瞬間 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    パリのLe Zenithでのカート・コバーン 1992年6月24日(Photo by Gie Knaeps/Getty Images) 先日発売されたカート・コヴァーンの伝記『Serving the Servant: Remembering Kurt Cobain』において、ニルヴァーナの元マネージャーDanny Goldbergは、瞬く間に頂点に上り詰めたバンドの軌跡、そして手にした名声に戸惑い続けたコバーンの思いについて触れている。 Danny Goldbergが、1991年にニルヴァーナのマネージャーに就任した時、彼らはシアトルのシーンの若手注目株のひとつに過ぎなかった。しかし彼が執筆したコバーンの伝記『Serving the Servant: Remembering Kurt Cobain』には、バンドをめぐる状況は直後に一変したと記されている。今月25周忌を迎えたコバーンの生涯

    元マネージャーが語る、ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』が世界を変えた瞬間 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • ジョン・レノン所有ビートルズサイン付きLP、およそ2500万円で出品 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    「肉片ジャケット」として評判が悪いことで有名なLP『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』のジョン・レノン所有の1枚が、23万4000ドルでオークションに出品される。(Julien's Auctions) ジョン・レノンが個人的に所有していたLP『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』には、レノン、マッカートニー、スターのサインが書かれており、アナログ盤史上第3位の高値で競売に出品される。 ジョン・レノン所有の『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』のLP盤は、「肉片ジャケット」として評判の良くないバージョンで、3人のビートルのサインが施してある。このレコードは、今週ビートルズをテーマに掲げたオークションで設定価格23万4000ドル(約2570万円)で売りに出される。 このアナログ盤には、レノン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターのサインが書かれており、裏ジャケットにはレノンの手によるスケッチも描かれて

    ジョン・レノン所有ビートルズサイン付きLP、およそ2500万円で出品 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • 原作著者ジョージ・R・R・マーティンが語る『ゲーム・オブ・スローンズ』の終焉 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    『氷と炎の歌』シリーズの著者、ジョージ・R・R・マーティン(Rich Polk/Getty Images) 『ゲーム・オブ・スローンズ』原作の著者で知られるジョージ・R・R・マーティンが、アリア・サンサ姉妹のキャスティングに重きを置いた理由とは?そしてなぜ、物憂げな表情を浮かべるのか?最終章を迎える作について、ローリングストーン誌に語ってくれた。 『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終話は、5月19日放映予定だ。当然、著者のジョージ・R・R・マーティンも鑑賞する。自身が紡いだ物語がテレビで完結したのち、執筆活動に戻り、シリーズを自らも完結させる予定だ。ローリングストーン誌でもスターク姉妹を演じたメイジー・ウィリアムズとソフィー・ターナーを先月号の巻頭で特集したが、マーティンは、スターク姉妹をどのように描いて行ったか、そして2つのエンディングについてなど、多くを語ってくれた。 記事には最終章

    原作著者ジョージ・R・R・マーティンが語る『ゲーム・オブ・スローンズ』の終焉 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • ロイ・エアーズの証言から解き明かす、ブラックミュージックの先駆者となった4つの理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2019年3月にブルーノート東京で来日公演を行ったロイ・エアーズ(Photo by Great The Kabukicho) 今年3月に来日公演を行ったロイ・エアーズに、『Jazz The New Chapter』シリーズで知られる柳樂光隆がインタビュー。人の発言を踏まえつつ、1940年生まれの“キング・オブ・ヴァイブス”を再考する。 ロイ・エアーズという音楽家の作品を聴き返していると、あまりに特異で驚いてしまった。 90年代に育った僕らの世代にとって、彼はドクター・ドレ、ア・トライブ・コールド・クエスト(以下ATCQ)、メアリー・J. ブライジなどのサンプリングソースだったり、レアグルーヴやクラブジャズ系DJの定番みたいなイメージが強くて、とりあえずクラブカルチャー経由で聴かれている音楽という印象が強かった。 ロイ・エアーズ・ユビキティの代表曲「Everybody Loves the

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  • Suchmos『THE ANYMAL』クロスレビュー 「音」と「思想」から迫る冒険作の背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    Suchmosが3月27日にリリースした『THE ANYMAL』が大きな話題を集めている。そこで今回は、ロック〜ブラック・ミュージック全般に造詣が深い荒野政寿(「クロスビート」元編集長/シンコーミュージック書籍編集部)と、編集者/ライターとしてデビュー当初からバンドを見守ってきた矢島由佳子によるクロスレビューを掲載。過去の成功にとらわれず、大胆不敵な進化を遂げたニューアルバムをそれぞれの角度から掘り下げてもらった。 彼らのルーツから読み取る変化の必然性 荒野政寿 アルバム完成前に大曲「In The Zoo」や「You Blue I」をいち早く披露、苗場を騒然とさせた昨夏のフジロックでのステージをしっかり観ておいて良かった。「STAY TUNE」目当ての“一見さん”が多かったであろうあのような場で、バンドの最新形を見せつける刺激的なショウを繰り広げたSuchmosは、その軌道から逸れることな

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