2009年8月末、光文社より『日本「半導体」敗戦』という書籍を出版した。自分で言うのもおこがましいが、極めて大きな反響があった。実際に起きたことを列挙してみる。 (1)全く面識のない数十人の読者の方から、メールで感想などのお便りをいただいた。 拙著には、メールアドレスやホームページのURLを記載していない(記載したくなかったのではなく、編集者が忘れたためである)。にもかかわらず、読者の方がわざわざ検索して連絡をくれたようだ。そして、多くの方から、「共感した」「驚いた」「面白かった」というお褒めの言葉をいただいた。 (2)出版関係者の話によれば、「半導体と名のつく本は売れない」らしい。そのため、光文社に採択されるまで、半年ほど出版社を回ったが、どこからも断られた。しかし、光文社から出版後、わずか3カ月間で、3刷り目の増刷となった。 出版関係者の話によれば、ベストセラー作家ならいざ知らず、無名
共産党のビラを配るため、東京都葛飾区内のマンションに立ち入ったとして住居侵入罪に問われた同区の僧侶、荒川庸生被告(62)の上告審判決が30日、最高裁第2小法廷であった。 今井功裁判長は「表現の自由を行使するためでも、他人の権利を不当に侵害することは許されない」と述べ、荒川被告の上告を棄却した。罰金5万円とした2審・東京高裁判決が確定する。 裁判では、政治ビラの配布行為に刑事罰を科すことが、表現の自由を保障した憲法に違反するかどうかが争点となった。 同小法廷は、まず、マンションの管理組合が、玄関ホールにある集合ポストに対しても、同区の公報以外のチラシやビラの投函(とうかん)を禁じていたことから、荒川被告の立ち入り行為が管理組合の意思に反していたと認定。荒川被告の行為について、「玄関内のドアを開けてマンション内の廊下などに立ち入っており、法益侵害が軽微だったとは言えない」と述べた。 その上で、
工人舎は11月27日、液晶ディスプレイを2枚搭載したモバイルノートPC「DZ」シリーズ「DZ6KH16E」の受注受け付けを始めた。ディスプレイ1枚だけでも使え、2枚を左右に引き出して並べて使うこともできる。12月11日発売で、7万9800円。 10.1インチワイド液晶ディスプレイ(1024×600ピクセル表示)を2枚重ねて搭載した。ワンセグチューナーを備え、片方の画面でテレビを見ながらもう一方の画面で仕事をするといった使い方もできる。マルチタッチ対応のタッチパッドも備えた。 約280(幅)×210(奥行き)×19~42(厚さ)ミリのB5サイズで、重さは1.84キロ。Athlon Neo MV-40(1.6GHz)、1Gバイトメモリ、160GバイトHDDを搭載した。OSはWindows7 Home Premium。指紋センサー、130万画素のWebカメラを搭載。SDメモリーカードやメモリース
小学校英語の必修化を前に文部科学省が無償配布している補助教材「英語ノート」の予算が、政府の「事業仕分け」で廃止になり、全国から困惑の声が殺到している。 教科書がない小学校英語では貴重な教材だけに、校長代表らが同省に「継続」を直訴、350件の廃止反対意見なども寄せられている。 「ノート」は、ほとんどの公立小で英語教育の先行実施が始まった今春、約250万冊を配布した。多くの教師が英語導入に不安があり、指導法も確立していないため、不安の解消と教える内容の地域格差を小さくする狙いがあった。 要求額は総額8億5000万円だが、事業仕分けでは、「なぜ小学校で英語を教えなければならないのか」と「そもそも論」が仕分け人から噴出。「デジタル化して学校ごとに印刷すればいい」との意見も出て、30分程度で「廃止」とされた。 この結果に、文科省には当日11日から問い合わせが殺到。意見メールや電話350件のう
●郡山の3人惨事を防ぐ 郡山市のJR東北線で今月4日夕、乗用車が線路内に突っ込む事故があった。たまたま近くにいた男性3人が機転を利かせて発炎筒をたき、現場に差し掛かった普通列車は約100メートル手前で停車。3人は「当然のことをしただけ」と言うが、大惨事となる恐れもあっただけに、JR東日本は30日、鈴木辰雄・郡山駅長らが出向いて感謝状を贈る。 あたりが薄暗くなった4日午後6時25分ごろ。郡山市安積町荒井にある折り込み広告会社「朝日オリコミ福島」の高野敏さん(34)は、倉庫の中で配送の準備をしていた。 突然、「ガシャーン」という大きな音がした。乗用車が会社の前を通る道路脇の金網フェンスをなぎ倒し、線路内に突っ込んでいた。運転していた男性は気が動転した様子。男性に「すぐに警察に連絡を」と指示して車の下をのぞくと、ケーブルのようなものが見えた。 「信号系統かもしれない。列車が来たら大変なこ
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