企業サイトやサービスへの不正アクセスが止まらない。その対象はネット企業のみならず、メーカーや百貨店などさまざまだ。ここでは、この数カ月で発生した不正アクセスの内容や被害状況、各社の対策などをまとめている。 ◇ヤフー 不正アクセスの発表日:5月17日 不正アクセスの発生日:5月16日 流出対象:2200万のYahoo! JAPAN ID。このうち148万6000件は、不可逆暗号化されたパスワードと、パスワードを忘れてしまった場合の再設定に必要な情報の一部が含まれていた。 内容:Yahoo! JAPAN IDを管理しているサーバに外部からの不正アクセスがあり、最大2200万件のYahoo! JAPAN IDを抽出したファイルが作成されていることが判明。このうち148万6000件は、不可逆暗号化されたパスワードと、パスワードを忘れてしまった場合の再設定に必要な情報の一部が流出した可能性が高いこと