2015年1月8日のブックマーク (6件)

  • 一エコノミストから占星術師への助言 2015年の世界経済、そこそこの成長が見込める1年:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2015年1月7日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 故ジョン・ケネス・ガルブレイスはかつてこう言った。「景気予測の唯一の効用は占星術を立派に見せることだ」 だが、だからと言って我々エコノミストに有益なことが何も言えないわけではない。少なくとも、経済的なトレンドといくつかの既知の未知を特定することはできる。 長期的なトレンドは今年も続く可能性が大 世界経済が成長する可能性は極めて高い。結局のところ、世界は第2次世界大戦以降、2009年を唯一の例外として毎年成長してきた。世界金融危機の最中の2009年には、世界経済は市場為替レートベースで2%縮小し、購買力平価(PPP)ベースでほぼ横ばいだった。 国際通貨基金(IMF)は世界経済がPPPベースで4%近く拡大すると予想している。これは良い起点になるし、見事な起点でもある。年間成長率が4%だと、世界経済は18年ごとに2倍に拡大することになるから

    一エコノミストから占星術師への助言 2015年の世界経済、そこそこの成長が見込める1年:JBpress(日本ビジネスプレス)
    ystt
    ystt 2015/01/08
  • 高速鉄道着工に沸くカリフォルニア州:JBpress(日本ビジネスプレス)

    1月6日午後、カリフォルニア州セントラルバレーの都市フレズノでジェリー・ブラウン州知事が出席した式典は、予定より1年以上遅れて開催され、多くの人が間違った場所だと批判する街で執り行われた。 だが、米国初の真の専用高速鉄道を建設するカリフォルニアのプロジェクトを支持する人々は、総工費680億ドルの建設工事の正式着工を記念する起工式は、米国人の移動のあり方の歴史的な変化を告げるだろうと話している。 短距離の航空便と競合する待望の高速鉄道サービス 2029年までに、旅客列車がセントラルバレー――カリフォルニアの一大農業地帯――を通る520マイル(1マイル=1.6キロ)の線路を最高時速220マイルで疾走する予定になっている。高速鉄道は、カリフォルニア州の2大人口集積地であるロサンゼルス盆地とサンフランシスコ・ベイエリアの間を約3時間かけて乗客を運ぶことになる。 ロンドンに拠を構える国際的な輸送コ

    高速鉄道着工に沸くカリフォルニア州:JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2015/01/08
  • 2015年の市場:代わり映えのしない予測:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2015年1月2日号) 2015年の予想は2014年の予想と驚くほどよく似ている。 今から10年前に一握りのエコノミストが2015年初めの米国の主要指標を密かに教えられたと想像してみてほしい。彼らは直近の四半期に国内総生産(GDP)が年率換算で5%拡大し、失業率は5.8%で低下傾向にあり、インフレ率(消費者物価の総合指数)が1.3%だと知らされた。 では、このエコノミストたちは現在の短期金利がどれくらいの水準だと予測したろうか? もしかしたら3%だろうか? それとも4%か? 市場の見通しを左右する超低金利の行方 0%~0.25%という実際の金利水準を予測したエコノミストは1人もいなかったと考えてまず間違いないだろう。こうした低金利は2015年の市場見通しを理解するうえで極めて重要だ。 米連邦準備理事会(FRB)が金利をこれほど低位に維持してきたのは、早計な政策引き締めが

    2015年の市場:代わり映えのしない予測:JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2015/01/08
  • 賃金が上がらない、好調な米経済に置き去りの労働者

    米ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)で自由の女神像(Statue of Liberty)に仮装して観光客からの寄付を募る男性(2014年10月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Jewel Samad 【1月8日 AFP】好調な米国経済における矛盾の一つとして指摘されているのが、失業率が6年ぶりの低水準に低下しているにもかかわらず、労働者の平均賃金がほぼ横ばいになっていることだ。 この異常な現象を受けて、2008~09年の景気後退からの米経済の回復は、十分に強いものだと当に言えるのだろうかとの疑問が上がっている。 失業率は現在、2009年の10%から大幅に改善して5.8%にまで下がっており、理論的には賃金が上昇するはずだ。雇用可能な労働者が減少することで、雇用主は賃金上昇を強いられるからだ。 だが現実には実質賃金はほぼ横ばいとなっている。 米連

    賃金が上がらない、好調な米経済に置き去りの労働者
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    ystt 2015/01/08
    「米連邦準備制度理事会のジャネット・イエレン議長は昨年8月、『現実には、賃金はほぼ横ばいで、労働生産性の向上率よりも上昇率が低い』と述べていたが、この傾向はその後も変わっていない。」
  • お金がすべてではないけれど、お金もある程度は効く。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ビヨルン・ロンボルグが言及していたので知った報告書。 Legatum Institute, Commission on Wellbeing and Policy Wellbeing and Economy (pdf) まだ読みかけだけれど、なかなかおもしろいわー。作った委員はアンガス・ディートンからレイヤードなど、えらい人いっぱいで、非常にきちんとしたもの。 で、この中で出てくるのが冒頭に挙げたグラフ。職業別に見た、平均年収人生満足度。これを「幸福」と解釈すべきかどうかは議論のわかれるところ。「幸せ」「人生の満足度」「福祉」といったことばの選択で、この手の調査の結果がごろごろ変わるのは有名だから。でも、まあ幸福みたいなもんですな。 明らかに全体的な傾向としては、満足度と年収とには相関があって、しかも収穫逓減が効いてるらしい。だけれど、職業別の差は非常に大きい。酒場のオヤジ (public

    お金がすべてではないけれど、お金もある程度は効く。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    ystt 2015/01/08
  • ピケティFAQ:いろんなところで出てくる話のまとめ - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    21世紀の資 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森正史出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/12/09メディア: 単行この商品を含むブログ (107件) を見る ピケティについて、訳者としていろんなところで話をきかれるんだが、だいたい出てくる話は同じ。ツイッターとかで、ピケティに仮託してあれこれ言う人たちの言うことも似たり寄ったり。その一方で、当に重要とか鋭いとか思われる質問をする人はあまりいない。 そんなことで、とりあえずFAQをまとめました。長いなので、部分的に取り出せばどんな意見でも裏付けは出てくるだろう。でも常に全体の文脈や、話全体の文脈は理解してものを言いたいものです。ピケティのあのは、「理屈はどうあれデータ見たらこうなってるんです」というのが最大の強みでもあり、それが一方で部分的な弱みにもつながっている。一方で、あのの記述がピケティの見解のす

    ピケティFAQ:いろんなところで出てくる話のまとめ - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    ystt 2015/01/08