米ウィスコンシン州ケノーシャで開かれた討論会に参加するチャド・ウルフ国土安全保障省長官代行(2020年9月1日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【9月10日 AFP】米情報機関の高官が、ロシアによる選挙介入に関する報告をやめ、代わりに中国とイランによる介入を強調するよう、ホワイトハウス(White House)から命じられたと証言していることが、9日に公表された内部告発文書で明らかになった。 告発したのは、国土安全保障省の情報分析部門のブライアン・マーフィー(Brian Murphy)氏。 マーフィー氏は、同省のチャド・ウルフ(Chad Wolf)長官代行から、ロシアの脅威の評価は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の「面目をつぶす」ことになると告げられたと証言。 この衝撃的な証言は、トランプ氏が自身の再選努力の有利になるよう、情報機関を操ってい