これは“ネコ吸い妖怪”の異名を持つ坂本による書き下ろしの単行本。「ネコ吸いは愛情の交歓行為」と語る彼女が、愛猫・サバ美への思いや「ネコ吸い」のやり方、さらには坂本家のネコ歴史や動物愛護・ボランティア活動について綴った1冊となる。また池田晶紀撮り下ろしによるサバ美グラビアや、妖怪絵師・石黒亜矢子の寄稿なども収められる。 坂本は「ネコ吸い」について「『吸う』という行為になったのも、ネコとひとつになりたいという願いからです。人間の体が酸素や水を必要とするように、私にはネコが必要なのです」と主張。本書は多くのネコ好きの共感を集めることになりそうだ。