『聖刻世界』 ・・・ 物語の舞台となる「アハーン」の大地に、神によって刻まれた聖なる印、それを「聖刻」と呼ぶ。 「聖刻」は天と地のあらゆる事象を司る力にして意思とされ、しばしば「運命」と同義の言葉として語られる。 人がこの神の力を体現するために必要なものとして「聖刻石」があり、 それによって具現化された奇跡の技を「練法」と呼ぶ。 しかし、「聖刻石」も「練法」も民人が知る存在ではない。 神の知恵であるこれらの存在は、 一部の識者たちによって市井の目に触れ、普遍化することを避けられ秘匿されている。 その一方で、目に見える形として存在する「聖刻」も存在する。 古の技を持って生み出された巨人「操兵」である。 「聖刻」の満ち溢れる大地を「操兵」が闊歩する世界。 それが「聖刻世界」である。