「20年下期以降、コロナにより徐々に足元では落ち込んでいた個人消費が想定以上に回復しました。この需要の急回復に応じた供給体制を整えようと対処してきましたが、半導体を中心とした部品確保が困難な状況となりました」(キヤノン) 秋から年末にかけてデジタルカメラに対する需要が大きく回復したタイミングで部品の供給不足がかぶったということだ。 日本では感染者数がぐっと減って消費が活発になってきたが、海外ではまだおさまっておらず、工場が止まっていたり、流通が滞ったりしてそのギャップが出てきたのだと思う。 そのキヤノンは12月3日に「商品の供給状況についてのお詫びとご案内」を出した。 「EOS R3」とレンズだ。特にEOS R3は「新たにご注文いただく際は、お届けまでに半年以上かかる場合があります」という具体的な内容。 超大型の新製品だから、予約も多く入ったのだろうなあと思う。 ここで某販売店の声を聞いて