昆虫が世界を救うかもしれない。ツイッターで話題になったある看板を調べるうちにそう思うようになりました。近い将来おきるおそれがある世界の食糧危機。昆虫の存在を無視(むし)できない日が来るかもしれない。そんなお話です。(さいたま放送局記者 古市駿) その看板は、埼玉県川口市の住宅街にある公園にありました。 そこに書かれていたのは、「食用を目的としたセミの幼虫の捕獲はやめてください」という内容。 瞬時に理解できなかった私は、公園を利用していた年配の女性に聞いてみました。 返ってきた答えは「え、セミの幼虫を食べられるんですか」 「意味がわからない。食用っていう意味が…。誰が食べるのかしら」 私と同じように理解できないという答えばかり。わかったのは、食べるために昆虫を捕獲する人がいるということだけ。 英語や中国語で同じ内容が書かれた看板も設置されていました。ヒントは、外国にあると考えた私は、外国料理
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