[バチカン市 20日 ロイター] - ローマ法王フランシスコは20日、サン・ピエトロ広場に集う数万人の人々に対して行う日曜の説教で、法王とともに祈れる新アプリを発表した。 アプリの名前は「祈るためにクリックを(Click to Pray)」と呼ばれるという。世界平和や自然災害被災国の人々など、法王が祈っている案件を利用者に通知する。利用者はこれを活用し、祈りに加わることができる。 法王は自らを「ハイテク音痴」と称しているが、アプリ起動のため端末をスワイプ。端末を掲げている司祭に「できましたか」と問いかけると、司祭が頷く場面もあった。 一方、ローマ法王庁(バチカン)は、信者らはアプリに加え、ウェブサイトwww.clicktopray.org上でも「世界のための共感という務めを法王とともに果たすことができる」との声明を発表した。 *21日配信の記事で、誤字を修正して再送します。