ゲームを中心とした作品群「東方Project」シリーズを手掛ける同人サークル「上海アリス幻樂団」主宰のZUNさんは5月23日、新作ゲーム「東方錦上京 Fossilized Wonders.」で生成AIを使用した理由を明かした。ZUNさんは、東方Projectに関する情報を発信するYouTube配信「東方ステーション」に登場。創作におけるAI活用について、自身の見解を示した。

ここから書くことは、わかる人には分かりきっている話なので、よく分かっている人は適当にブラウザバックしてください。 AIがファクトチェックするんじゃない。人間がファクトチェックするんだ 2025年に入って、多くの人がAIを使い始めました。高度なトライアルの手伝いをさせている人もいれば、ルーチンワークの手伝いをさせている人、質問箱や疑似パートナーのように使っている人、といった具合に使い方はさまざまのようです。 ただ、現行AIを利用するにあたって、必要不可欠なことがあるように思えます。 それは「AIに判断を丸投げしてはならない」です。 たとえば最近、Xではgrokにファクトチェックをねだるポストをたくさん見かけるようになりました。冒頭に貼り付けた、「@grok ファクトチェック」 といったものがその最たるものですね。 これは、本当はおかしい。 grokに限らず、AIに何かを問うこと自体は良いでし
同人サークル「上海アリス幻樂団」が手掛ける「東方Project」シリーズの新作ゲーム「東方錦上京 Fossilized Wonders.」。同作はシリーズ20作目で、節目の作品ということもあり、ファンから注目を浴びている。一方、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」などのストアページでは、開発に生成AIを利用していると明記しており、XなどSNSユーザーの一部から反発を浴びてもいる。 東方錦上京は8月発売予定。主人公をシリーズのメインキャラクター「博麗霊夢」「霧雨魔理沙」とし、ゲーム内容もオーソドックスな弾幕シューティングにするなど、原点回帰を意識した作品という。Steamや、ゲームなどのダウンロード販売サイト「DLsite」では体験版も配布している。ストーリーは以下の通り。 幻想郷に何かが起きていることは感じていた。 しかし、その事に気付く者は僅かだ。 明らかに異常な反応を見せていた
ココピー (cocopy) というブラウザ拡張機能がある。 chromewebstore.google.com Webページを見ていて URL やページタイトルなどをコピー&ペーストしたくなったとき、ココピーを使うと思い思いの形式でクリップボードへのコピーができて便利だ。 ココピーについてはいろいろな人が紹介記事を書いているのでそれを読んでもらうのがいいと思う。 blog.pokutuna.com motemen.hatenablog.com ココピーは任意の JavaScript コードを実行できる ココピーは現在見ているページの URL・ページタイトル・コンテンツを JavaScript コードでいい感じに整形してからクリップボードに突っ込めるツールだ。 JavaScript コードはユーザーが好き勝手に書くことができる。fetch() を使って外部 API を叩くこともできる。 とい
AIが95%を、芥川賞作家の九段理江さんが5%を書いたとする小説「影の雨」が、25日発売の雑誌に掲載されました。 「影の雨」は、人類がいなくなった後の世界に残されたAIが、人間の記憶や感情の痕跡に触れながら、「感情とは何のためにあるのか」を探求するという内容の短編小説で、25日発売の雑誌「広告」に掲載されました。 執筆には生成AIのChatGPTが使われ、小説全体の95%をAIが、5%を芥川賞作家の九段理江さんが担当したとしています。 最初のテーマ設定や話の展開はすべてAIに提案させ、九段さんはAIに意見を出したり方向性を指示したりしながら執筆を進めたということです。 そして冒頭と文末の文章について九段さんが提案したり、修正を加えたりして、2週間ほどで完成させたということで、雑誌にはこうした制作過程の一部も公開されています。 去年、九段さんが「東京都同情塔」で芥川賞を受賞した時の会見で「全
2025年2月27日、警視庁は他人の楽天モバイルアカウントに不正アクセスを行い、通信回線の契約を行っていたとして中高生3人を逮捕したと発表しました。不正契約した回線は転売し暗号資産を得ていたと報じられています。ここでは関連する情報をまとめます。 不正契約した大量の楽天モバイル回線を転売 逮捕されたのは中学生2名と高校生1名計3名で、容疑は不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺。2024年5月から8月にかけて、11人分の楽天モバイルのID、パスワードを用いてシステムに不正にログインし、105件のeSIMの回線契約を行った疑い*1がある。中学生Aは「2023年12月以降1000件以上の回線契約を行った」と供述している。 不正に契約して得た通信回線(少なくとも2500回線と報道)は複数の人物に転売を行っており、1回線あたり1000円から3000円で取引され、計750万円相当の暗号資産を得てい
生成AIを悪用して作ったプログラムで携帯電話会社のシステムにログインし、多数の回線の契約を結んでいたとして、中高生3人が不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕されました。警視庁によりますと3人は、ログイン用に30億件以上のIDやパスワードをSNSで購入し、不正に契約した回線を転売していたということです。 逮捕されたのは、岐阜県大垣市の16歳の高校1年生、滋賀県米原市の15歳の中学3年生、それに、東京 立川市の14歳の中学3年生の3人です。 警視庁によりますと3人は、去年5月から8月にかけて、携帯電話会社「楽天モバイル」のシステムに不正にログインし、合わせて100余りの通信回線の契約を結んだとして、不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑い持たれてがいます。 3人は、生成AIの「チャットGPT」を使って処理速度を向上させた自作のプログラムで楽天モバイルのシステムにログインしていました。
ことし6月までの1年間に行われた各地の国税局の税務調査で、所得税の申告漏れを指摘して追徴課税をした額が全国で1398億円余りに上り、これまでで最も多かったことが国税庁のまとめで分かりました。国税庁は、去年から本格的に「AI」=人工知能に申告漏れの事例を学習させて税務調査を行う手法を取り入れた結果だとしています。 国税庁のまとめによりますと、各地の国税局がことし6月までの1年間に所得税に関する税務調査を60万件余り行ったところ、所得の申告漏れなどは、全国で31万1264件、9964億円に上りました。 追徴税額は、合わせて1398億円で、前の年の同じ時期に比べて30億円増え、現在の方法で統計を取り始めた2009年以降で最も多くなりました。 1件当たりの申告漏れなどの金額は、最も多かった業種が、前回と同じ、「経営コンサルタント」で3871万円、次いで「ホステスやホスト」は3654万円、3番目の「
[速報]GitHub、自然言語による指示だけでアプリケーションを生成する「GitHub Spark」テクニカルプレビュー公開 GitHubは、日本時間10月30日未明に開幕したイベント「GitHub Universe'24」で、自然言語による指示だけで、パーソナライズされた小規模なアプリケーション(Micro-App)をすぐに生成できる「GitHub Spark」の テクニカルプレビューを発表しました 。 下記はGitHub Sparkのデモとして公開された動画の一部をキャプチャしたものです。 例えばユーザーは、ダッシュボードから「An app for me to log all the cities I've travelled with a review and star rating」(これまで旅行したことのあるすべての都市のレビューと星の数での評価を記録するアプリ)のように、作りた
2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間の気になる生成AI技術・研究をいくつかピックアップして解説する連載「生成AIウィークリー」から、特に興味深い技術や研究にスポットライトを当てる生成AIクローズアップ。 今回は、人には聞こえないノイズを音楽に埋め込み、その音声をAIモデルが学習できないようにする防御フレームワークを提案した論文「HarmonyCloak: Making Music Unlearnable for Generative AI」に注目します。 ▲攻撃者がクリエイターがオンラインに投稿した音楽をスクレイピングして、音楽生成AIをトレーニングするモデルの図解 生成AIは膨大な音楽データベースから学習を行うため、著作権で保護された素材を意図せず侵害するリスクが高まっており
Xに投稿した画像はAIイラストではない──成人PCソフトブランド「オーガスト」を展開する葉月(東京都中野区)は10月25日、そんな声明を公式Xアカウント(@august_soft)で発表した。同アカウントは24日、ハロウィーン記念イラストを投稿。これに対し、一部のユーザーから「生成AIによるイラストではないか」と複数の問い合わせがあったという。 オーガストの公式Xが投稿したのは、PCゲーム「あいりすミスティリア!」に登場するキャラクター・ユーのハロウィーンイラスト。リプライには「かわいい」「高解像度版まってます」など好意的な反応示すユーザーがいた一方、イラストがぼやけてるように見える点や、ライティングや塗りに違和感があることなどを理由に「生成AIで出力したイラストではないか」と指摘するユーザーもいた。 これに対して、オーガストは25日に「こちらのイラストにつきましては弊社イラストレーターに
その後も複数のXユーザーが生成AIを利用しているとコメント。中には「倫理感が終わってるジジイ」「ぜってー見ねぇよ AIクズ」など、誹謗(ひぼう)中傷ともとれる書き込みも見られた。さらに、X上の投稿をまとめられるサイト「Togetter」上には「【【すがやみつる】某漫画家、寄贈イラストに生成AIを利用か?【ぷにるはかわいいスライム】」のタイトルでまとめ記事も作られた。 まとめ記事を見たすがやさんは自身のXで反応し、寄贈したイラストの一部に生成AIを使っていたことや、その理由などを説明した。すがやさんは、米OpenAIが提供し、商用利用も可能な画像生成AI「DALL-E3」を使い、背景にある月のイラストを作成したと明かしている。 「このイラストに生成AIに出力してもらった画像を使ったのは『リアルな月面画像を使いたい』という表現の方法を考えてのこと。また別にAIを使っていることを隠すつもりもない
落語家の桂文枝(81)が2日、都内で行われたGoogle主催のイベントに出席。生成AI「Gemini(ジェミニ)」と共に作り上げた創作落語を披露した。 【写真】時代は進む!生成AIと共作で創作落語を披露した桂文枝 330本以上の創作落語を生み出し、上方落語界に「創作落語」という道を切り開いた文枝に、Geminiが弟子入り。本イベントで落語を披露するべく、今年の8月5日に初対面を果たした。 当初は「どんなことを話せば、人は笑うと思いますか?」(文枝)、「その人の性格、年齢、状況、文化的な背景などによって大きく異なります。周りの人を笑わせるために、自分自身も楽しみながら、ユーモアを磨いていきましょう」(Gemini)、「そんなことは前からわかってる!」(文枝)とユーモアあふれる対話をしていた“2人”だったが、打ち合わせが始まると、監修・口演をする文枝と、台本を担当する「Gemini」とのやりと
2024年、人工知能(以下、AI)は市民権を得たと言っても過言ではない。でも「仕事を取られそうでちょっと怖い」「どう使っていいかよくわからない」という声もあるだろう。 そんなイメージに逡巡しているうちに、AIは瞬く間に日常生活に広がっている。私たちは、 AIとの関わりを、どのように捉えたらいいのだろうか。 今回は、AIをテーマにした作品を独自のユーモアで展開する作家・品田遊さんと、AIについて言語の観点から紐解く言語学者・川添愛さんをお招きし、AIをどう認識し、どのように関わっているのか、聞いてみることにした。 実は会うのは初めてだというおふたり。前編は、両者のこれまでのAIとの関わりを紐解きながら、普段の使い方について話を伺う。 川添さんと品田さんの出会い おふたりの関係としては、品田さんの著書『名称未設定ファイル』(キノブックス、2017年)が2022年に文庫化されたときに川添さんが解
IT企業のアイデミーは8月7日、同社のAIアプリ開発講座受講者が、講座の一環で「顔写真から自閉症を判別するWebアプリ」を公開し物議を醸した件について謝罪しました。 Aidemy Premium 「倫理的に問題がある」など批判 物議を醸したのはアイデミーが提供する講座「Aidemy Premium」の受講者によるブログとアプリ。当該の受講者は講座の成果物として、顔写真から自閉症を識別するとするWebアプリを開発。受講修了要件を満たすためとして、アプリを公開し、開発の過程などを記載したブログを公開していました(その後アプリは非公開になりブログは削除)。 削除されたブログ これに対して、悪用を懸念する声や、差別を助長するのではないかといった批判、倫理的に問題があるとする意見などが寄せられました。「医師が慎重に時間をかけて診断しているものを、写真だけで判断できるものではない」との指摘もあり、受講
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く