矢沢 久雄 グレープシティ アドバイザリースタッフ コンピュータは,あらゆるデータを数値で表します。それなら,コンピュータは数値に対する四則演算だけができれれば十分なように思えます。ところが実際には,そうではありません。コンピュータは,本来なら数値でないデータも数値で表すからです。このようなデータを演算する場合には,論理演算が大いに役に立ちます。例えば,赤色と青色を混ぜ合わせて紫色というデータを得るには,赤色と青色でOR演算を行うことになります。個々の論理演算の用途は一つに決まっているわけではありませんが,代表的な使い方を説明しますので,イメージをつかんでください。 ●AND演算は「マスク」する