組み込みLinuxとIT機器向けLinuxの違い さて、組み込み機器にもLinuxの採用が広がっているわけだが、あらためて「組み込みLinux」とは何なのか考えてみよう。 組み込みLinuxは、基本的には一般的なLinuxと同じ機能を備えている。ただし、それぞれ組み込み機器が持つ特性に合わせた最適化が必要であり、プロセッサも組み込み用のものを用いることが多い。起動方法もさまざまだ。 IT機器に用いるLinuxは、ファイルシステムの容量がGBレベルに達し、プロセッサは基本的にx86もしくはその互換アーキテクチャを用いる。HDDやSSDなどのストレージに格納したファイルシステムから起動するのが一般的だ。 一方、組み込みLinuxでは、ファイルシステムの容量は数十MB程度に抑えられている。また、一般的なIT機器にはない機能に対応するデバイスのサポート(ドライバなど)が求められるため、半導体メーカ
Yoctoはどんなところで使われている?チップ ベンダーが提供するLinux SDKの多くは、Yoctoをベースにしています。また、Wind RiverやMentor Graphics等の多くの組み込みシステム向けLinuxディストリビューションもYoctoをベースにしています。 今回使用しているAtlasボードにプリインストールされているAngstromもYoctoをベースにしたディストリビューションです。ちなみに、Angstromは100ピコメートルなので、Yoctoの1014倍ですね(笑) Yoctoを使ってLinuxシステムをビルドAtlasボードはすぐにLinuxが使えるようにAngstromがプリインストールされていますが、今回はYoctoの使い方を理解するためにYocto Projectの2016年9月時点の最新リリースである2.1.1をビルドしてみましょう。 ビルドするホス
フルスペル:Exa Floating point number Operations Per Second 読み方:エクサフロップス 別名:ExaFLOPS,Eフロップス EFLOPSとは、コンピュータの処理性能を表す単位のうち、浮動小数点演算を1秒間に100京回行うことを示す単位である。 EFLOPSはFLOPSに100京を意味するSI接頭辞「エクサ」を付けた単位である。2010年現在の世界トップクラスのスーパーコンピュータは、数PFLOPSの処理性能を持ち、日本で文部科学省を中心に開発が進められている「汎用京速計算機」も目標値が毎秒1京(10PFLOPS)としていることなどから、100京を意味するEFLOPSを単位とするシステムの登場はまだしばらく後の事と言える。
実家暮らしでお金を貯める 日本経済は実は戦後2番目ともいわれる長い好景気の中にありました。しかし、それが強く意識されることがないまま、コロナショックを迎えましたね。豊かさが実感できなかったのは、一人ひとりの給与の伸びが鈍いからです。 かつてのような高度成長が再び来ることは考えにくく、堅実にお金を貯めて成長の期待できる国に投資をしていくというのが資産形成の最適解になります。米国株投資というのはその答えのうちの1つということです。 豊かな頃は、成人というのは殆どイコールで親からの経済的な自立を意味しました。核家族というのはそういうことで、大人数で支え合わなくても生活ができたのです。核家族が主流になる前に、大家族で支え合って生活していたのは、支えあいが必要だったからです。 家事や仕事を分担して支え合って生きていくことに合理性があったということです。 例えば介護が必要な高齢者、経済的に支援が必要な
世界保健機関(WHO)は13日の記者会見で、新型コロナウイルスのヒトからヒトへの感染の懸念に初動で対応しなかったとする米国や台湾からの批判に反論した。 WHOの感染症専門家マリア・ファンケルクホーフェ氏は、1月当初から「加盟国向けの指針で感染の広がり方についてまとめ、飛沫(ひまつ)感染と(人同士の)接触による感染の可能性に重点を置いた」と述べた。 同氏はコロナウイルスの専門家でもある。中国から昨年12月31日に感染の報告を受けてすぐに「呼吸器系の病原体なのでヒト・ヒト感染もあるかもしれないと思った」と振り返った。1月10、11日に指針をまとめ、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)の経験から、医療従事者向けに院内感染の注意も盛り込んだとしている。 また、ファンケルクホーフェ氏は1月14日に国連欧州本部で記者会見をして、感染拡大に注意喚起しており「かなり注目されたと思
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