応募先の会社や、その業界についてあれこれと下調べをし、想定問答をシミュレーションして、気合たっぷりに挑んだ就職面接で、「へ? それ就職と全然関係ないじゃん!」と感じてしまうような、たわいもない質問に拍子抜けしたことはありませんか? しかし、この手の質問は選考において、意外に重要なポイントらしいのです。 キャリアアドバイザーのKatharine Brooksさんは、心理学系ブログメディア「Psychology Today」で、就職面接で応募者に投げかけられる、たわいもない質問は「アイスブレイク」以上の意味を持つ、と述べています。 「お気に入りの本は?」、「いままで旅行した場所で一番好きなのは?」、「好きな映画は?」といった質問に、応募者がどう答えるかを、面接官は冷静に見ています。頓珍漢な回答はもちろんNGですが、聞かれたことにフツーに答えているだけでは、有力な候補者として生き残ることは難しい