編集者はどこで著者と出会うものなのでしょうか? 書店でふと手に取った書籍のページをめくるうちに胸がふるえ、その著者に熱い思いを綴った手紙を送り、会ってもらう――とか。 某版元が主催のパーティでかねてから気になっていた書き手と会い、雑談を交わすうちに意気投合して、新しい企画が生まれる――とか。 こういった話はよく聞きます。なるほど、私もそんな出会いを大切にする敏腕編集者になりたい、と思ったりしたこともあります。 が、現実はどうなのかとういうと。 正直に書きます。この本の著者とは、約10年前に、「合コン」で知り合いました。 たしか、ウェブ業界で著名なブロガーの方がセッティングしてくださった合コンだったと思います。そのとき彼は、ウェブメディアの記者をしていました。その後なんだかんだと付き合いが続き、私に子供が生まれたときも素敵なお祝いをくれたりしました。 優秀な彼に本を書いてもらいたいと思うのは
![『やせたいならコンビニでおでんを買いなさい』-編集者の自腹ワンコイン広告 - HONZ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ab6ce48cc2cd92104ed76519171ab833a1b8ef4b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51r79nDdqLL.jpg)