“ブラックバイト”初の実態調査 11月10日 15時55分 学生がアルバイト先で不当に働かされる、いわゆる「ブラックバイト」。学業に支障をきたすなど深刻な社会問題となっています。 そのブラックバイトについて国が初めて行った実態調査の結果が、9日公表され、6割の学生が何らかのトラブルを経験するなど、問題が広がっていることが明らかになりました。 ブラックバイトの実態と背景について、社会部の古川賢作記者が解説します。 初の実態調査の結果は ブラックバイトとは、▽残業代が支払われないとか、▽必要な休憩時間が与えられない、▽賃金に見合わない責任の重い仕事を任されるなど、働かせ方に問題のあるアルバイトのことを言います。こうしたブラックバイトの問題を受けて、厚生労働省は実態を把握するため、ことし8月下旬から9月初めにかけてインターネットを通じて、アルバイトをしたことがある大学生や大学院生、専門学校生