美少女ゲームのデモを見ていると、ある種のパターンが存在するようだ。このところデモを立て続けに見る機会を得て、その印象は強くなった。今回は次の二つの作品、 ・21 -Two One-(Basil)体験版 ・pure angel −たったひとつの願いのために−(し〜くえんす)デモ のムービー画面を参考にして、デモ・オープニングムービーにおける、ヒロインへの視点について考えようと思う。 ■類型化できる「見せ方」 二つの作品で見ることができるのムービー・デモ画面の構成は、ほとんど同じといっていいものだった。 「物語を暗示するヒロインの台詞」 「ヒロインの立ち絵+名前」 「そのバックにイベントCGや表情アップをスライド」 構成が似ているのは、美少女ゲームが「ヒロインの魅力を訴える媒体」だからだろう。実際、ヒロイン達の存在を伝えるという目的に限れば、今回のデモも問題なく達成できている
幻想空間での処女の価値 下級生2のたまきが何と非処女であったため、 エロゲーマーが大騒ぎした件は記憶に新しい。 だがなぜ処女に大きな価値があるのだろうか。 エロゲの攻略キャラの処女率はきわめて高い。 エロゲーマーには当たり前だが改めて考える。 女性は自ら産んだ子供は自分の子供だが、 男性は自分の子であるという確証がない。 この対策として最初の段階で処女を選ぶ。 これは有力な理由だが、更に考えてみる。 現実的な事情だけではなくて、エロゲの ような幻想での力学を持っているからだ。 最初に思い浮かぶのは処女は純真である、 という理由だが、これはこういうことか。 美少女かつ処女である場合は、男と関係 を結ぼうと思えば容易に達成できるにも 関わらずそうしないのは、ひとえに純真 だろうということで、だから重宝される。 だがこの程度の説明では、男性が女性を 商品のように所有しながら(ハーレム)、 泣きゲ
物語には「計算」がある、と書いた。あたりまえといえばあたりまえのことだ。どんな物語も、自然に生まれてくるわけではない。かならずそれを考え出した人間がいる。 その人物はよりおもしろい展開にするために、緻密に物語を構成する。そのような作品では、ある展開は独立したものではなく、べつの展開への効果をねらっている。 「SLAM DUNK」あたりを例に考えるとわかりやすいだろう。恩師をまえに「バスケがしたい」と泣き崩れる三井の姿が感動的なのは、そこに至るかれの人生がえがきこまれているからである。ぎゃくにいえば、その一場面を盛り上げるために、それまでの展開が存在しているわけだ。 「ジョジョの奇妙な冒険」で、物語の最中にカットバックのようにして過去のエピソードが語られるのも、同様の効果をねらったものである。 同じことを描くにしても、その人物がどのような過去を背負っているか、どのような物語を踏まえてそこに立
2chスレッド † 本スレ ツンデレを語る集いinラ板 Part10 http://love6.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1174826623/l50 前スレ ツンデレを語る集いinラ板 Part9 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1156874256/ ツンデレを語る集いinラ板 Part8 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1146734919/ ツンデレを語る集いinラ板 Part7 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1139330555/ ツンデレを語る集いinラ板 Part6 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/11328374
『女の名セリフ』は、私がライターを始めた当初に単行本として企画し、 いまだ陽の目を見ていないものである(一部は月刊『第三文明』にコラムとして連載)。 私としては愛着のある企画で、なんとか単行本として成仏させてやりたいと願っている。 書きかけの原稿をここに公開。「オモシロイ! ウチで出そう」という奇特な出版社があったら、ご連絡を。 まえがき PART1.烈女列伝 1.ファーストレディたちの名言 2.激母−−型破りな母たち 3.闘う女たち 4.プロフェッショナル・ウーマン 5.政治の中のヒロインたち コラム/「女であること」をめぐる、スクリーンの名セリフ PART2.悪女と聖女の間 1.良妻か悪妻か? 2.歴史に流された女たち 3.妻から夫へのエール 4.女たちの魔性 コラム/文学のヒロインたちの名セリフ PART3.猫の目をした女たち 1.女たちの迷言・
「物語問題」に関する整理 「最近の漫画は物語性が薄くなっている」との指摘がある。この問題について、「検討に値する」と思われる事項を以下に列挙していく。 OHP日記の関連箇所:2002/11/09、2002/11/10、2002/11/11 ▼前提部分に関する考察 ・そもそもここでいう「物語性」とは何を指す言葉なのか。 ・ここでいう「最近の漫画」およびそれと対比される「昔の漫画」とは、具体的にいつごろからいつごろまでの作品を指しているのか。 ▼最近の漫画は本当に物語性が薄いのか ・「物語性の薄さ」を指摘する人は、現在の漫画についていける感性を持ち合わせていないだけではないのか。 ・昔の漫画を美化しすぎなのではないか。 ・昔の漫画は今読んでも面白いか? 評価にノスタルジーが影響していないか。 ・全体的なレベルの問題。時を超えて語り継がれるほどの名作を除いた「昔のその他の漫画」のレベルはどうだっ
(2003.4.26より) ここは掲示板「屋根裏」に集まった有志たちで作るページです。 「屋根裏」では月に一度、《屋根裏の散歩会》と称して、オフ会を行っています。 オフ会で行なわれる読書会の報告や、ミステリに関するさまざまな話題を取り上げ、 「屋根裏通信」としてアップしていきます。 オフ会の予定などは、掲示板「屋根裏」をご覧ください。 読書会報告 特集記事 雑誌月旦 【ミステリマガジン】 【ジャーロ】 屋根裏大賞 ミステリの分類 ミステリの歴史 「本格ミステリ冬の時代」はあったのか 大谷羊太郎先生インタビュー 【歌う白骨】増補改訂版 探偵小説替歌集 【要約 世界探偵小説全集】 企画 【新・世界ミステリ全集】をつくる 掲示板 屋根裏 (2001.11.13より) 小林文庫内の「黒猫荘」の一室です。 What's New 更新履歴 (最終更新日 2012.5.28) Link リンク 自己紹
巡回先のとあるエントリーを読んで、なかなか面白い議論だなあ・・・・と思っていたら、よく見るとうちが震源地の1つだったようなので、ちょっと反応しときます。 発熱地帯:『狼と香辛料』→FIFTH EDITION 「物語のトリック」→Something Orange。 FIFTH EDITION 「物語のトリック」 主人公ってのは、一歩歩いたら、地雷が爆発するか、天から隕石が落ちてきて 頭を直撃するような悪運の持ち主でないといけなかったわけだ。 少なくとも、ストーリー漫画の主人公・ヒロインは。 そして、それで助かるのが喜劇スタイルの物語で(少年漫画、バトル漫画といってもいい) それで死んじゃうのが悲劇スタイルの物語だったのである。 で、なんだけど今日、発熱地帯さんで『狼と香辛料』を読んで、やはり、これが飽きられてしまったのかな、と思い悩んでしまった。 Something Orange 2006-
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く