2日午前5時20分ごろ、北海道恵庭市下島松のJR千歳線ルルマップ川鉄橋で、鉄橋の下に人が逆さづりになっているのを、通りかかった貨物列車の運転士が見つけ、通報した。 同市島松仲町の60代の男性で、約20センチ間隔の枕木に足首が引っかかった状態で宙づりになっていた。千歳署や恵庭市消防署員が男性の足をロープで枕木に固定し、鉄橋の脇からたぐり寄せるようにして救出した。貨物列車が1時間以上も足止めさせられたほか、列車2本が部分運休し、急行1本が30分以上遅れた。 千歳署の調べに、男性は「気がついたら鉄橋から逆さづりになっていた」と話したという。市内の飲食店で午前3時すぎまで泡盛などを飲んで泥酔状態に。飲食店の従業員によると、一緒に店を出てタクシーに乗ったが従業員が先に降り、本人にはその間の記憶がまったくなく、「気がついたら宙づりになっていて、次に気がついたら病院にいた」と語ったという。医師は入院