JR福島駅西口の顔として長年親しまれてきた「イトーヨーカドー福島店」。惜しまれながら、39年の歴史に幕を下ろしました。 さまざまな思いがめぐった最終日の様子と、駅周辺の空洞化が進む福島市の現状をまとめました。 最終日、ヨーカドーへの思いを胸に 最後の営業となった5月6日、朝から大勢の人が店を訪れました。大型連休の最終日ということもあり、帰省客の中には、新幹線に乗る前に思い出の店に立ち寄ったという人の姿もありました。 訪れた人たちは… 家が近く親しみもあって毎週のように来ていましたし、買い物といえばイトーヨーカドーと思っていたので寂しいです。新幹線で福島に帰ってくるとすぐにこの店が見えて『福島に帰ってきた』と感じられる場所でもありました。(40代男性) 6年間、総菜売り場でアルバイトをしていました。初めてのアルバイトでしたが、従業員の方がみなさん優しくて長く続けることができ、あたたかい職場で