2013-10-01 「世界一美しい本を作る男」と「クロニクル」2本立て感想―コミュニケーションの大切さと難しさについて 日常 映画 渋谷イメージフォーラムのチケット販売の行列に並んで『世界一美しい本を作る男〜シュタイデルとの旅〜』を見た。 上映予定時間を若干オーバーして、立ち見(通路では座り見)まで出るほどの盛況ぶりだった。まあ都内ではここだけなのでそれもむべなるかなだ。 僕は映画の中で登場人物が本を読んでいるシーンを見るのが大好きなのですが、これはその本を作る人を追ったドキュメンタリー。なぜか映画と本の親和性を感じる実にしあわせなひとときだった。 シュタイデルさんが言う、紙を繰る音、手触り、紙そのものやインクの香りがスクリーン越しに伝わってくるようだった。3Dならぬ、こういうの4Dとか5D映画とでもいうのだろうか。(笑)旅の映像がところどころハンディカメラの映像風にぶれたり荒くな