■ 鶴見済氏のTwitter ご本人はいまだにその本が紹介されることは不本意かもしれないが、良くも悪くも90年代にベストセラーになった『完全自殺マニュアル』の著者・鶴見済氏がTwitterでこんなことをつぶやいている。 鶴見氏は冷やかしで『完全自殺マニュアル』を書いたわけではない。絶望が前提の人生ならば、その最絶望の具現形である自殺のあり方をリアルに描くことで逆に人生を少しでもポジティブに生きてほしい/生きていたいという切ない願望が同書の基底にあったと僕は解釈している。 その鶴見氏が、誰かと「つきあった」のは30才以降であると告白し、対人関係に悩む人であれば誰かとつきあうことなどできないじゃないかと疑問を呈する。 ひきこもりの人たちを20年近く支援してきた僕も、それはその通りだと思う。ひきこもりの背景に発達障害や精神障害があったとして、それが障害として明確化されていようが不明確だろうが、誰