お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが、ミシン歴約1年ながらも、シャツやスカート、パンツを作るなど本格っぷりを見せている。話を聞こうと伺った自宅には、職業用ミシン、ロックミシン、トルソー、アイロンが完備されており、さながら服飾学生の部屋のようだった。「きっかけは40歳をすぎてからの趣味探しだった」というコカドの、本気だけど商売にはしないピュアで楽しいミシンの話。
「ミッドサマー」「ヘレディタリー/継承」のたった2作で“鬼才”の名を欲しいままにしたアリ・アスター監督。日本にも根強いファンがいるアリ・アスター監督作品の特徴といえば、伝承や儀式、宗教からインスピレーションを得たストーリーや、幾何学的で奥行きのない浅い空間演出によって生み出されるなんとも言えない不気味さや緊張感、不穏さが挙げられる。 独自の世界観で世界中が注目するアリ・アスター監督が、2月16日から全国上映される最新作「ボーはおそれている」の公開に先立ち3年ぶりに来日。今回、FASHIONSNAPでは「写真を撮るのが好き」と話す彼のクリエイティビティの深淵を覗くべく、日本滞在中に写真と日記を綴ることを依頼した。新作について「僕の内臓を泳ぎ回るかのような体験を楽しんでほしい」という(いつも通り)強烈なコメントを残した彼の目に映る、冬の日本とその覚書。アリ・アスター監督の頭の中を覗いたら、新作
東京都美術館で、ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico)の大規模個展「デ・キリコ展」が開催される。日本での個展は10年ぶりとなる。会期は2024年4月27日から8月29日まで。 ジョルジョ・デ・キリコは、20世紀を代表する巨匠の一人。同氏が、1910年頃から描き始めた幻想的な風景や静物によって非日常的な世界を表現する絵画のシリーズ「形而上絵画」は、多くの芸術家や芸術運動のほか、シュルレアリスムやポップアート、現代の最新のデジタルアートにまで影響を与えている。
FASHIONSNAP(以下、F):川谷さんといえば「サカイ(sacai)」のイメージがあります。 川谷絵音(以下、川谷):毎シーズン欠かさず、展示会に伺っているブランドの一つですし、一番好きなブランドと言っても過言ではありません。そして、千登勢さんは一番会っている友人でもあります(笑)。友人でもありますが、それ以前に僕は千登勢さんのことを、クリエイターとして心から尊敬しているし本当にかっこいいな、と思っています。 F:前回のベストバイで挙げていただいたアウターは、デザイナーの阿部千登勢さんに「似合うよ」と勧められて購入した、と言っていましたが。 川谷:「私がお勧めすると『買わないと』みたいな圧がかかりそう」という理由で、最近は展示会に伺っても千登勢さんがいないんですよ。だからこのアイテムは自らの意志で選んだアイテムですね。 F:購入の決め手は? 川谷:自分の中で、毎年黒いジャケットをサカ
今回の特別講義は、今夏キコ・コスタディノフがリサーチを兼ねて文化学園の図書館に来館したことをきっかけに実現。午前は文化服装学院アパレルデザイン科の3年生と希望する2年生を対象に、午後はシューズデザイン科の学生に向けて講義を開いた。午前は質疑応答形式で、「流行やファストファッションについてどう思っている?」という質問に対してキコは「ファッションにもうトレンドはないと思っている。誰も新しいシルエットを作り出していないから。『ミュウミュウ(MIU MIU)』のミニスカートは新しく感じたけれど、2000年代のブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)みたいだし。ソーシャルメディアの時代において、みんなミックスしてファッションを楽しんでいるから、作り出せるのは色のトレンドくらいだろうね」と回答。また、ローラは「私も学生の頃に同じ質問を講師にして、『ポストモダニズムの時代に生きていて、トレ
アウトドアメーカー「スノーピーク(Snow Peak)」の山井梨沙 代表取締役社長執行役員が、9月21日付で辞任した。それに伴い、同日付で前社長で代表取締役会長執行役員の山井太氏が新たに社長執行役員を兼務することを発表した。 同社は、梨沙氏が既婚男性との交際と妊娠を理由に、辞任を申し出たことを受け、受理に至った。これに伴い、太氏から役員報酬3ヶ月分の20%を、代表取締役副社長執行役員を務める高井文寛氏から役員報酬3ヶ月分の10%を自主返上したいとの申し出があったとし、それらの受理も決定したという。
女性服のポケットが注目されているのは、はたして日本だけなのだろうか? インスタグラムでは#MeriPocket(@meri.pocket)というアカウントが「ウィメンズウェアが平気で無視しているポケットを主張することで、女性たちに活力を与えるムーブメント」を目指し、フェミニスト・イシューとして世界中のポケット問題について論じている。 2021年のMETガラ(NYのメトロポリタン美術館で毎年5月に開催されるファッションの祭典)でポケットのある「ディオール(DIOR)」のドレスを着用した女優ヤラ・シャヒディの写真には、このようなキャプションが添えられた。 「ポケットは瞬時にルックをレベルアップさせる。でも待って、創業者であるデザイナーのクリスチャン・ディオールは『男性には物を入れるポケットがあり、女性には装飾用のポケットがある』と言わなかったっけ。マリア・グラツィア・キウリは女性たちに活力を与
音楽と油絵を学んできた彫師、佐藤はなえー佐藤さんは、東京藝術大学美術学部絵画科油絵専攻を修了。藝大に進学をきめたきっかけは? 確固たる理由はないのですが、音大の音楽教室で習い事をしていたので幼少期から藝大のことは知っていて。「大人になっても音楽や美術を学べるところ、楽しそう」と思っていました。 ー音楽教室ではどの楽器を専攻していたんですか? 5歳から15歳くらいまで約10年間チェロを弾いていました。少し話は脱線するかも知れませんが、私の体感として、タトゥーを彫っている時に手に伝わる機械の振動とチェロを弾いてる時に身体に伝わる音の振動は似ているなと思っています。 ー藝大の音楽学部には進学しなかったんですね。 元々は音楽で藝大に進学をしたかったのですが挫折したんです。音楽はスポーツと少し似ていて「1日演奏しないと、三日間はその感覚を取り戻せない」と言われているんですが、本当だったら毎日練習しな
FASHIONSNAP(以下、F):「ウィリー・スミス(WILLI SMITH)」は1980年代のデザイナーですよね。10年近くファッション業界にいますが、正直名前を聞いたことがある程度です。どんな人なのでしょうか? 栗野宏文(以下、栗野):1980年代にニューヨークに登場した最初のアフリカ系アメリカ人デザイナーです。当時はジェフリー・バンクス(Jeffrey Banks)など他にも黒人デザイナーはいましたが、彼らはトラッドだった。その点ウィリー・スミスのようにポップですごくクリエイティブなものを作る黒人デザイナーは他にいなかったんです。 F:これは女性も似合いそうなロング丈シャツですね。 栗野:パジャマみたいな雰囲気もありますが、裾はシャツテール、袖はガウンのようなディテールになっています。僕がまだビームス(BEAMS)にいたときにワンシーズンだけ仕入れたことがあったんです。ところがいき
2001年にGildas Loaec(ジルダ・ロアエック)と黒木理也(クロキ・マサヤ)が、音楽レーベルとしてフランスのパリで立ち上げた「メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)」。その後リリースしたアイテムが人気を博しファッションブランドとしても認知され、現在でも人気ブランドとして多くの支持を集めています。番組の冒頭で「密着を始めてまもなく私たちは悟った。この男に安易に手を出すべきではなかったと。」という話題になったナレーションが流れるシーンで庵野秀明氏が着用していたのがメゾンキツネのパリジャンTシャツ。パリジャンTはメゾンキツネの中でも定番人気アイテムでスウェットなどもデリバリーされています。庵野氏が着用していたのはグレーでした。 また、トリコロールカラーの狐が左胸についたヘンリーネックのロングTも番組内で着用。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の冒頭を知っている人にとっては、パリ発
ZEPPELIN ドイツ腕時計ブランドの"ZEPPELIN"とのコラボレーションウォッチパートナ... 詳細を見る
【2021年6月9日追加】会場内の写真を追加しました。 【2020年9月10日更新】新会期が下記に決定。 ■2021年3月20日(土・祝)~5月16日(日) 島根県立石見美術館 ■2021年6月9日(水)~9月6日(月) 国立新美術館 【2020年4月15日更新】新型コロナウイルス感染拡大に伴い会期が変更。新しい会期については、今秋以降に各美術館ホームページ、展覧会ホームページ等で告知するという。 戦後から現在に至るまでの日本のファッション史をたどる大規模展「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」が国立新美術館で開催される。会期は6月3日から8月24日まで。秋には島根県立石見美術館にも巡回する。 展覧会は、明治期以降の社会状況や時代の流行を背景に、戦中戦後の国民服やもんぺから、1970年代〜80年代に国際的に活躍した三宅一生や森英恵などの日本人デザイナーの作品、海
センチュリオン・カード(Centurion Card)って知っていますか?実はこれ、 アメックス(アメリカン・エキスプレス)が発行する超最上グレードの名前なんです。いわゆる「アメックスブラック」や「雨黒」、「センチュリオン」という名称で呼ばれますが、どうやったら手に入るのかが全くの謎。巷では「他のブラックカードとはレベルが遥かに違う取得難易度」や「唯一のブラックカード」とも言われ、保有者に会うのは超絶レアな事なんだそうです。そんなセンチュリオン保有者を探し当て、なんと話を聞けることに。謎に包まれたカードと会員の実態を色々聞いてみました。実はブラックカードというものは、アメックスが最初に作ったそうですよ(ちなみにプラチナカードも)。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く