日本アイ・ビー・エム株式会社は3月4日、同社ソフトウェア事業 ロータス事業部長の澤田千尋氏が出席し、2009年のロータス製品群に関する記者説明会を開催。大規模企業での販売強化のほか、SaaSによりスモールビジネス攻略も本格的に取り組む考えを示した。 澤田氏はロータス製品のビジネス傾向について、「成熟製品であるNotes/Dominoの導入企業を対象に、保守ビジネスが安定・継続している。また、コンプライアンスの高まりから、適正数量のライセンス購入も進んでいる」と、基本となるNotes/Dominoビジネスが堅調に推移していると紹介。「最近の傾向としては、企業内でばらばらに利用していた製品を統合したり、統合コラボレーションツールとして利用するなど、案件自体が大型化しているのも目立つ。そのほか、景気悪化の影響を受け、出張費削減のためにSametimeを使ったり、無償オフィススイートのSympho