会員になっておけば、短い時間でも安く手軽にクルマを利用できる「カーシェアリング」。1月22日、新しいカーシェアリングサービス「careco(カレコ)」が東京でスタートした。 クルマを“借りる”サービスといえばレンタカーを思い浮かべる人が多いだろう。カーシェアリングではレンタカーより短い時間でも、クルマを使いたいときだけ借りることができる。例えば「30分だけクルマに乗りたい」といった使い方も可能だ。また、会員制で運用するのも、レンタカーとの大きな違いといえる。もともとは欧州で普及しているシステムで、日本ではオリックス自動車の「プチレンタ」などが知られる(参照記事)。 カレコを運営するカーシェアリング・ジャパンは、三井物産の100%子会社だ。日本のカーシェアリングサービスとしては後発となるカレコは、どこが特徴なのか。副社長・広報担当の鈴木大山(だいせん)氏に話を聞いた。