人間が感じる味というのは、かなりの割合を見た目に左右されているのだという。食べる前に見た目ですでに「新鮮でおいしそう!」とか「脂がのっている」とか、その味を判断しているということだ。 では味覚だけに頼った場合、どれだけ正確に味を判断できるのだろうか。 回転寿司で目を閉じて食べて、それがなんのネタか当てるというゲームで検証してみたい。 (玉置 豊) かっぱ寿司で対決だ このゲームの舞台に選んだのは、近所にあるかっぱ寿司。値段による味の違いという要素を省くべく、105円均一の回転寿司を選んでみた。 対戦相手に立候補した編集部の工藤さんは、週に一度くらい、なにかいいことがあると回転寿司にいくという強豪だ。また弟が回転寿司店に勤めていたことがあり、いろいろと裏話も詳しいのだと豪語している。 迎え撃つ私はというと、回転寿司は大好きなのだが、家族で行こうとすると「一歳児に食べられるものがない」という理