ブックマーク / note.com/martech (6)

  • 3rd-party cookieの引退とブラウザのアドテック進出|AD EBiS マーテック研究会

    クッキーに代わる技術まとめシリーズ第1回「3rd-party cookieのない2年後のアドテックに向けた動きまとめ」からすでに3年経っていますが、3rd-party cookie廃止まではあと1年です。 廃止に向けてPrivacy Sandboxの名前で知られている代替技術は一般公開が進められています。Chromeを利用されている皆様はすでにユーザへの広告機能有効化の告知をご覧になり、「理解した」ボタンを押されたかと思いますが、ここで有効化したものを含めて、主要ブラウザの各種代替APIについて説明したいと思います。 Chromeのターゲティングや計測API有効化承諾画面ちなみにEUでは「理解した」と「設定」ではなく、「Turn it on」と「No Thanks」の選択になっています(しかもボタンの色が同じ)。 それでは2021年のシリーズ第2回の投稿から約2年ぶりとなる今回は、前回ご紹

    3rd-party cookieの引退とブラウザのアドテック進出|AD EBiS マーテック研究会
    yug1224
    yug1224 2023/10/01
  • 3rd-party cookieもIDFAもないアドテックに向けた動きまとめ 各機能紹介編|AD EBiS マーテック研究会

    Privacy Sandbox等のクッキーレスアドテックに関する前回の記事から1年が経とうとしています。1年間様々なベンダーから提案が公開され、議論も進化のペースが激しく、しばらくまとめを断念していました。今年に入ってからもGoogle (ChromeとAds)やAppleからクッキーレス、IDレスアドテックについて発表が相次ぎましたが、主要提案の開発とリリーススケジュールが明らかになり、発散から収束フェーズに入ったと思われるので、一度状況まとめておきます。 振り返り Privacy SandboxはGoogle Chromeの開発チームが提案する、3rd-party cookieとフィンガープリンティングの代替技術(サイトを跨いだ計測とターゲティング機能、アドフラウド防止機能)およびサイトを跨いだユーザ単位のトラッキング防止機能の総称です。3rd-party cookieの段階的な廃止自

    3rd-party cookieもIDFAもないアドテックに向けた動きまとめ 各機能紹介編|AD EBiS マーテック研究会
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    yug1224 2021/03/31
  • ITPのCNAMEクッキー規制について|AD EBiS マーテック研究会

    ご無沙汰しております。11月6日に、CNAMEレコードを使って付与された1st-party cookieの規制機能を搭載したiOS14.2がリリースされましたので、その内容をまとめます。いつものことですがマーケティングよりブラウザの細かい話です。正式発表前なので誤りの可能性がありますがご了承またはご指摘ください。 規制の仕組みまず規制されるのは、AppleのWebKitエンジニアJohn Wilanderさん(ITPの発明家)が「Third-party CNAME cloaking」として定義するものです。 Third-party CNAME cloaking means a first-party subdomain resolves to a third-party domain which does not match the resolution for the top frame

    ITPのCNAMEクッキー規制について|AD EBiS マーテック研究会
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    yug1224 2020/11/10
  • 3rd-party cookieのない2年後のアドテックに向けた動きまとめ 各陣営紹介編|AD EBiS マーテック研究会

    今年の1月にGoogleより3rd-party cookieの廃止が発表されました。 この発表がきっかけでユーザのプライバシー保護とオンライン広告のエコシステム(ターゲティング広告、計測、アドフラウド対策)の維持を目的とする技術的な取り組み「Privacy Sandbox」に注目が集まりました。 実はPrivacy SandboxだけじゃないGoogleの提案ばかり注目されがちですが、プライバシーに配慮した技術提案を行っているのは、それだけではありません。アドテックとブラウザにおいてNo.1のシェアを誇るGoogleは、シェアの高さゆえに実はプライバシー保護に一番消極的で、Safariに比べると2年ほど対応が遅れています。 プライバシー保護に関わる技術的な取り組みはPrivacy Sandboxの他にも、Webを支える技術の標準化を担うW3C(World Wide Web Consorti

    3rd-party cookieのない2年後のアドテックに向けた動きまとめ 各陣営紹介編|AD EBiS マーテック研究会
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    yug1224 2020/04/05
  • 今からはじめるITP2.4(?)対応|AD EBiS マーテック研究会

    朝起きたらSlackに新しいメッセージが届いていました。 (と書いて、もう1週間経っていますが) 次期ITPで実装されると思われる機能です。現時点ですでに3種類の変更が見えてきているので、一旦まとめておきたいと思います。前回はITP3としてリリースされると思っていたものが2.1,2.2,2.3に分割されてリリースされたので、バージョン番号の予測だけやめておきます。時期としては早くても3月(Safari 13.1)でしょうかね。 3rd party cookieの規制強化まずは3rd party cookieの規制強化です。Safariの今までの3rd party cookieの制限を(色々省略して)まとめると ・バージョン1.0(2003年)から持っていないcookieの読み書きをデフォルトでブロック ・ITP1.0からはさらにインタラクション(click, 入力)の記録がなく、そしてトラ

    今からはじめるITP2.4(?)対応|AD EBiS マーテック研究会
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    yug1224 2020/01/20
  • 半年前からITP2.3対応を進めていた件といまだに理解されていない仕様の話|AD EBiS マーテック研究会

    先月ITP2.3が発表されましたね。 ITPの短い歴史では初めての事後発表になってしまい、リリースまでに対応できないサービスが多かったと思いますが、アドエビスは3月末から準備を進めていました。 3月20日に届いた、Slackに仕込んだ自動ITP仕様変更検知から始まりました。 7月に、他のブログ記事でも紹介されたように、 ITPの仕様変更はwebkitのコミット履歴やbugzillaを調査すればわかるのですが、いち早く変更を検知するために、ITP実装の心臓部であるResourceLoadStatisticsMemoryStore.cppというファイルのコミット履歴RSSSlackに登録しています。なお、ITP2.1のdocument.cookieの制限ように、トラッカー(prevalent resource)判定に関係ない機能は別ファイルに実装されていてこの仕組みでは検知できないので注意が

    半年前からITP2.3対応を進めていた件といまだに理解されていない仕様の話|AD EBiS マーテック研究会
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    yug1224 2019/11/14
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