はじめに アプリケーションレイヤーでトランザクションを考慮した実装をどのようにすればいいのか悩んでいる人が多いことに気がつきました。オニオンアーキテクチャ等でアプリケーションコードを関心ごとのレイヤーに分離するときに、トランザクションを開始するためのDBとのコネクションの作成をどのレイヤーで実施するのか悩んでいる人が多いそうです。 本記事ではDDD+オニオンアーキテクチャ+Repositoryパターンを使う前提で、私がよく使うトランザクションを考慮した実装について説明しようと思います。 トランザクションを考慮した実装 私はトランザクションを開始するためのDBとのコネクションの作成はUsecase層で実施します。 私がよく書く実装ではDDDでいうEntityを定義します。そしてRepositoryではEntityのCRUDのみ行うように実装し、Repositoryをトランザクション境界にしま
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