新しい技術やサービスが発表されるスピードが格段に速くなり、競争が激化している現代において、日本企業はどのようなイノベーションを求めているのだろうか。また、どのようにイノベーションを起こそうとしているのだろうか。 イノベーションと一口に言っても様々な切り口があるが、今回は Disruptive Innovation (破壊的イノベーション) を中心に話をしたい。 破壊的イノベーションとは既存製品やサービスに比べて性能が低くともユーザーの的確なニーズを抑え、既存市場のユーザーとは別のユーザーから強く支持されるようなイノベーションのこと。有名な例では、AppleのiPodやGoogleの検索エンジン, UberやAirbnbなどのシェアリングエコノミー企業が挙げられる。 これらの企業はご存知の通り、破壊的イノベーションを起こして急速な速度で成長し、世界の人々の生活や習慣を変えるほどの影響を及ぼし