2024-07 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 受けている抑圧が酷いと、人は、傷付けられている事実を「無きもの」として捉えなければ、やってられないところまで追い込まれる。だから社会的な抑圧構造の被害側の「声」はそもそも出て行きにくい。そのことを知っている人たちは、それが「出ている事実」の重みを感じるが、感じない人は感じない。 昨年から「マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭」などを開催しながら自分が確認したかったことは、そういうことなのかもしれないと今日、自覚した。抑圧構造を必死にはねのけ、その声が表面に「出る」ことの大変さや重さを「理解できる」ことこそ「マイノリティ視点」から共有できる感性だ。 世の中には、それが「わからない人」が確実に居る。自分だって、自分の関心分野に入らず理解が浅い問題については、どうい