2024年5月刊行予定、リー・マッキンタイア『エビデンスを嫌う人たち――科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?』(西尾義人訳)の刊行カウントダウンとして、いち早く内容をお届け、解説全文を公開いたします! その前に、簡単に本書のご説明を―― 地球平面説、気候変動否定、コロナ否定、反ワクチン、反GMO、そして陰謀論。 科学的証拠(エビデンス)があっても、それを真実とは認めない人々は分断を生んでいます。 彼らはなぜ荒唐無稽な物語を信じてしまうのでしょう? その謎をさぐるべく、神出鬼没の科学哲学者は陰謀論者の国際会議に潜入し、炭鉱労働者と夕食を囲み、モルディブの海をダイビングする……。彼らの本音と最新科学の成果から、科学否定論者に共通する5つの特徴を見出し、対話の可能性、説得の方法を考えます。 「真実が事実に基づかない、信じることが真実の証」とされるトランプのやり方に代表されるポストトゥルー