吉田、高島氏が接戦 本社世論調査 4割態度未定 福岡市長選 2010年11月8日 12:00 カテゴリー:九州 > 福岡 14日投開票の福岡市長選について、西日本新聞社は5―7日、電話による世論調査を行い、取材結果を加味して中盤情勢を分析した。再選を目指す現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、新人の元アナウンサー高島宗一郎氏(36)が激しく競り合い、接戦を展開している。ただし、有権者の4割はどの候補者に投票するかを決めておらず、情勢はなお流動的だ。 市長選には現職と新人の計8人が立候補(いずれも無所属)。吉田、高島両氏を元佐賀市長の木下敏之氏(50)と、前福岡市教育長の植木とみ子氏(61)が懸命に追い上げている。 吉田氏は東区と城南区で優位に立ち、30代、40代を中心に各年代で支持を集めている。推薦を受けた民主支持層への浸透は4割にとどまり、社民支持層の5割をまとめた。