米津玄師がニューシングル「Flowerwall」をリリースしたことを記念して、音楽ナタリーでは本人へのインタビューを実施した。 2014年にはアルバム「YANKEE」を作り上げ、初のワンマンライブや全国ツアーを行った米津。インタビューで彼は、昨年の経験が自身のアーティストとしてのスタンスを大きく変えたと話す。さらに「花の壁」をイメージして制作したという新曲、自身が目指すもの、刺激を受けるものなどについてを語ってくれた。 取材・文 / 柴那典 ライブに対する向き合い方 ──まずはライブの話から聞かせてもらえればと思います。2014年の12月には初めてのツアーがありました。僕は大阪で観たんですけれど、すごくよかったです。6月の初ワンマンよりも堂々とした印象を受けたんですけど。ツアーはどういう体験でしたか? 短い間でしたけど、楽しかったですね。しんどいこともあったけれど、最終的に楽しめたからよか