デイヴィッド・スピヴァックによる衝撃的なデータベース理論である関手的データモデル。どうしたらうまく説明できるか? と色々と悩んでしまいますが、まー、書けるところから書き始めてしまいましょう。 さー、いらっしゃい、いらっしゃい。関手的データモデルの世界へようこそ。圏論の言葉は出てきますが、圏論の予備知識はほぼゼロでOKですよ。 [追記 date="翌日"]取り急ぎ勢いで書きましたので、不注意と早とちりが混じっていました。追記と取り消し線の形で訂正と注記を足しました。字句レベルの表現の変更は直接編集しています。 あとそれと、圏論の基本用語を知りたいときはコチラ、… って、……、ゴメン![/追記] 内容: はじめに 本の購入のサンプル スキーマのグラフ表現 キーとか計算カラムとか 圏としてのスキーマ 関手としてのデータベース状態 テーブルの変化 自然変換としてのデータ操作 データベースに圏論が使
http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20130128#c1359767497 : データベース技術者が「これを知らないのは不幸」と思えるので、(可能な範囲で)紹介はしようかな、と。 「これ」とはもちろんスピヴァックの関手的データモデルです。「データベース技術者」つうより、データベースに多少とも関わるすべての人にとって関手的データモデルは福音となる可能性があると思っています。RDBに限らず、現存するほとんどすべてのデータベース的システムに対して、極めて単純で統一的な記述を与えてくれます。データマイグレーションのように、これまでは途方に暮れていたような現実的な問題を鮮やかに解いてくれます。 「これ」を紹介する/説明する価値は十分にあります。僕自身が、すぐにでも実務的に使いたいと思っています。しかし、スピヴァックの論文群を要約したら関手的データモデルの説明になるかという
プログラミング言語Clojureの作者Rich Hickey氏率いるClojure HackerのチームがDatomic(デートミックと発音するらしい)というデータベースをリリースしました。これが何やらとてつもないです。10年先を行ってる技術じゃないでしょうか。 まだ本番サービスは始まっていませんが開発環境用のライブラリが配布されています。 Datomicは斬新なアーキテクチャなので一言で説明するのはとても難しいです。 私が理解できたことを簡単に説明します。 2014/1/20追記 ライセンスモデル、サポートストレージ、サービスとしてではなく独立して使用する形になるなど記事作成時の内容から色々変更が合った部分を更新しました。 変更不可なAppend-onlyデータベース 従来のデータベースで、あるレコードを変更するというのはそのレコードに対応した場所があり、そこのデータを書き換えるというこ
すべての Microsoft 製品 Global Microsoft 365 Teams Copilot Windows Surface Xbox セール 法人向け サポート ソフトウェア Windows アプリ AI OneDrive Outlook Skype OneNote Microsoft Teams PC とデバイス Xbox を購入する アクセサリ VR & 複合現実 エンタメ Xbox Game Pass Ultimate Xbox とゲーム PC ゲーム Windows ゲーム 映画とテレビ番組 法人向け Microsoft Cloud Microsoft Security Azure Dynamics 365 一般法人向け Microsoft 365 Microsoft Industry Microsoft Power Platform Windows 365 開発者
いまやサイバー空間には、咀嚼できないほどの情報が爆発的に増え続けている。その情報を超巨大なデータベースに蓄積し、いかに効率的に抽出し、解析することで、新しいサービスの創出につなげるか? この壮大なテーマに取り組んでいるのが東京大学生産技術研究所の喜連川優教授だ。喜連川教授は、最先端研究開発支援プログラム(FIRST)において、次世代の情報基盤を見据え、サイバーフィジカルサービス(CPS)のためのプラットフォームとデータベース・カーネルの研究、さらに新サービスの実証実験を推進している。ここでは東京大学 生産技術研究所および先端科学技術研究センターが主催した「駒場リサーチキャンパス公開2011」での喜連川教授の講演を紹介する。 喜連川教授は、この約12年間にわたり、180億ページ(2011年4月現在)の日本語Webページを収集し、アジア最大のWebアーカイブを構築している。喜連川教授によれば、
米Twitterは8月4日、リアルタイムデータ処理システム「Storm」をオープンソースにする計画を発表した。Stormは同社が7月に買収した米BackType Technologyの技術で、データストリームの解析などに利用できるという。 Stormは「リアルタイムデータ処理のHadoop」を標榜する技術で、大量データの分散処理を行うためのクラスタシステム。BackTypeがTwitterに買収される前の6月に発表、オープンソースにする計画を明らかにしていた。 StormはJava仮想マシン上で動作し、さまざまなプログラミング言語で行う処理を実装できる。クラスタシステムはクラスタをコントロールする「Nimbus」、実際の処理作業を実行する「Supervisor」、Supervisorを監視・制御する「Zookeeper」から構成され、Supervisorノードが処理を分割してZookeep
We have been doing realtime processing for a long time at BackType. We've recently developed a new system for doing realtime processing called Storm to replace our old system of queues and workers. Storm is a distributed, reliable, and fault-tolerant stream processing system. Its use cases are so broad that we consider it to be a fundamental new primitive for data processing. That's why we call it
米Twitterは米国時間2011年8月4日、同社が先月買収した米BackTypeのリアルタイムデータ処理技術「Storm」をオープンソースとして公開すると発表した。ミズーリ州セントルイスで開催される技術カンファレンス「Strange Loop 2011」に合わせ、9月19日にリリースする。 BackTypeはソーシャルメディアのデータ解析を手がける新興企業で、Twitterの投稿(ツイート)を解析するサービス「BackTweets」などを展開していた。買収後、既存ユーザーへのBackTweetsの提供のみ継続し、他の製品やAPIサービスは中止した。同社のサービスは米Microsoftや米AOL、米Timeなどが採用していた(関連記事:Twitter、ソーシャルメディア解析のBackTypeを買収)。 TwitterのNathan Marz氏によると、Stormは分散処理ソフトウエア「Ha
VoldemortやTokyo Cabinetといったキー/バリューシステムにおけるモデリングの最小単位はキー/バリューペアになる。そして、BigTableやそのクローンでは可変数の属性をもつタプルに、CouchDBやMongoDBといったドキュメントデータベースではドキュメントになる。これに対しグラフデータベースでは、データセット全体をひとつの巨大な高密度ネットワーク構造としてモデル化する。 ここではNOSQLデータベースにおける2つの興味深いポイント、スケーラビリティと複雑さについて詳しく説明する。 1. スケーラビリティ CAP: ACID 対 BASE 従来のデータベースシステムのほとんどは、トランザクションに基づいてデータの完全性を保証する。トランザクションを使うことで、データ管理のあらゆる状況において、データの一貫性を確保している。こうしたトランザクションの性質は、ACID(A
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