昨日、NHKのクローズアップ現代で「“つながり”から抜け出せない ~広がるネットコミュニケーション依存~」というネット依存に関する番組が放送された。ゲストは津田大介氏。内容についてはこのtogetterにまとまっている。 私も数年前からネット依存については思うところがあり、無駄なネット利用は減らそうとしてきた。関連のtweetをしたら加野瀬さんがまとめてくれた。これに対する反応も多く、ネットユーザーの関心が大きいテーマなのだなと思った。 一方で、今このエントリのために文章を猛然と書いているように、私の「書きたい欲」をネットは受け止め、発表場所を与えてくれた。いくらかの読者を得ることもできた。そうしてネットに表現したから生まれた人間関係もあるし、調べ物や買い物など便利に使っている部分もある。そういうネットの良さを享受しつつ、ネットにかける無駄な時間やエネルギーは減らしたいと思っているのだけど
総務省情報通信政策研究所は、東京大学情報学環 橋元研究室との共同研究として、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」を実施し、その報告書を取りまとめましたので公表します。 総務省情報通信政策研究所では、その実態を明らかにするため、東京大学橋元研究室との共同研究として、東京都立高校生約15,000人を対象に、スマートフォン・アプリの利用実態及び家庭環境や友人関係などの利用を取り巻く環境と、ネット依存傾向の関係に関する調査を実施しました。 既に速報で明らかにした高校生のスマートフォンやソーシャルメディアの利用実態に加え、新たに調査報告書に盛り込んだ主なポイントは以下のとおりです。 ・ソーシャルメディア毎の利用時間と依存傾向 ・家庭でのスマートフォン利用ルールの現状 ・ネットの利用マナー、ソーシャルメディアの不適切な利用等の現状 ・人間関係、学校生活への満足度等
総務省情報通信政策研究所は、東京大学情報学環 橋元研究室との共同研究として、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」を実施し、その速報を取りまとめましたので公表します。 昨今、高校生にもスマートフォンが急速に普及し、メッセージ・アプリを含むソーシャルメディアの利用が急速に進むなど、従来のメールや通話とは全く異なる新しいコミュニケーションの形態が拡大しています。また、その流れに伴い、ソーシャルメディアの長時間利用など、これら新しいコミュニケーション形態への依存傾向の増加なども懸念されるようになっています。 総務省情報通信政策研究所では、その実態を明らかにするため、東京大学橋元研究室との共同研究として、東京都立高校生約15000人を対象に、スマートフォン・アプリの利用実態及び家庭環境や友人関係などの利用を取り巻く環境と、ネット依存傾向の関係に関する調査を実施しました。
研究成果~調査研究報告書 平成29年度(2017年度) AIネットワーク社会推進会議 報告書2017 の公表 「-AIネットワーク化に関する国際的な議論の推進に向けて-」 (7月28日公表) 報告書2017(本体)(PDF:2.11MB) 別紙1 国際的な議論のためのAI開発ガイドライン案(PDF:522KB) 別紙2-1 整理された論点に関する意見募集に寄せられた主な意見に対する考え方(PDF:302KB) 別紙2-2 報告書2017(案)に関する意見募集に寄せられた主な意見に対する考え方(PDF:320KB) 別紙3 AIネットワーク化が社会・経済にもたらす影響 ~先行的評価~(PDF:2.12MB) 別紙4 AIネットワーク化が社会・経済にもたらす影響 ~分野別評価~(PDF:839KB) 別紙5 AIネットワーク社会推進会議及び分科会構成員一覧(PDF:278KB) 別紙6 開催経
つながりを煽られる子どもたち――ネット依存といじめ問題を考える (岩波ブックレット) 作者: 土井隆義出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/06/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 学生に紹介した手前、自分も手に取り、喫茶店で読みました。うすうす感じていたこともありましたが、他にも、いくつか知らなかった事実もあり、論理展開には概ね納得させられました。 2000年代に入り、「友人や仲間に悩みや心配を感じる」人が増加傾向。そして同時に「充実感を覚える」人も増加傾向。 16−19歳の「親友」「親友以外の仲の良い友だち」「知り合い程度の友だち」の合計値は2002年66人から2102年125人へ。最後のカテゴリーの伸びが大きい。そして、分散が大きくなっている。つまり使い分けされるような友人数における格差が拡大。 拠り所となる価値観は消失し、回りの人からの承認の
いまの人々は、いくつもの「自分」を持ってバーチャルであれリアルであれ世界を自由に駆け巡っているどころか、他人を信ずることができず、他人との関わりを最小限にとどめながら、もっぱらロボットに愛や癒しの対象を求めようとするようになっている。 精神分析家のシェリー・タークルは、このような光景に慄然として、「本当にそれでいいのか」と問い掛ける。私たちは、「知性」や「感情」を、人間固有の特性としてではなく、コンピュータこそが十全に持てる特性とみなすことで、自分たち自身を「もの」のレベルに貶めてしまったのではないか。そうした私たちがもっている愛や信頼、癒しや介護へのニーズを、ロボットの方が人間よりもよりよく満たしてくれるとすれば、そもそも私たちがこの世界に存在している理由はなくなってしまうのではないか。私たちは、事態がまだそこまでは進んでいない今こそ、立ち止まって反省し、生身の人間のレベルに立ちもどると
5月16 インターネットをし過ぎた後はデフォルト・ネットワーク・モードを健常に戻すために瞑想せよ インターネット依存は脳のデフォルトの神経回路の接続性(デフォルト・ネットワーク・モードDMN)を乱してしまうという最新の論文があった。今回はDMNに関してのこれまでのレビューを踏まえつつ、インターネット依存では脳内にどのようなDMNの変化が生じているのかということを紹介したい。 現在、ニューロサイエンスは課題遂行時や安静閉眼時に有意に活動している脳の領域と神経回路の接続の状態をfMRIなどによって調べれるようになってきており、近年、人間の脳は一見して何もしていない時でも(安静閉眼時でも)、さかんに活動している脳の領域があり、それらの脳の領域の活動は神経線維によって活動領域同士で情報のやり取りをしており(接続・コネクトされており)、それらの領域や接続設定はデフォルト・モード・ネットワークdefa
インターネットに長時間没頭する「ネット依存」が急速な広がりを見せている。睡眠不足など健康への悪影響に加え、引きこもりや不登校の引き金になるとの指摘もある。「ネット依存治療部門」を抱える国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県横須賀市)では全国から相談が殺到しており、依存脱却に向けた取り組みが進められている。 9月中旬、同センターにネット依存の子供を持つ保護者約10人が集まった。ネット依存家族会の会合だ。神奈川県内や首都圏の他、四国や東海など遠方からの参加者も増えている。 男子高校生の保護者は「(ネット上で多人数で楽しむ)オンラインゲームに没頭し、学校に行かなくなった」と切々と語った。パソコンを取り上げようとすると、「ゲーム仲間との信頼関係をぶち壊すのか」と反抗。「われわれには理解できない世界にいる。どうしたらいいのか」と心情を吐露した。別の保護者も「息子がネット依存であることを認めず反
スマートフォンの急速な普及に伴い、高校生でスマートフォンを持っている人は55%と、おととしの4倍近くに増え、多くの高校生が起きてから寝るまで、ほぼ1日中利用していることが民間の調査会社の調査で分かりました。 この調査は、高校生のパソコンや携帯端末の利用状況を把握するため民間の調査会社が行っているもので、ことし6月から先月にかけて、全国の高校生800人からインターネットを通じて回答を得ました。 それによりますとスマートフォンを持っている高校生は55%で、去年と比べて1.4倍、おととしと比べて3.7倍増えました。 スマートフォンの利用目的では、「メール」が93%と最も高かったほか、「調べもの・情報収集」が89.5%、「動画鑑賞」が85.9%などと、パソコンと同じような使われ方が多くなっています。 また、スマートフォンをいつ利用しているか尋ねたところ、「布団に入るまで」が最も多く60.9%、とな
「おそらく多くの人たちは『ネット依存』なんて大した問題ではないと思っているのではないでしょうか。それはとんでもない話です。子供たちのネット依存は、そんな生易しい問題ではありません。私は長年、アルコールや薬物に依存する大人たちの治療に携わってきましたが、ここに来る子供たちのネットへの依存度は、アルコールや薬物への依存と変わらない重大なものばかりです」。 ネット依存の子供たちと向き合う独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターの樋口進院長は、真顔で私にそう語った。 神奈川県横須賀市の海沿いにある久里浜医療センターは、日本で最初にネット依存の治療を始めた医療機関だ。それでも開始は2011年7月。実際に患者が来るようになったのは同11月から。まだ1年8カ月ほどである。久里浜医療センター以外で対応できているのは、全国規模で見ても数カ所もないという。そのため久里浜医療センターには全国から悩み相談が集中
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