Go deeper into fascinating topics with original video series from TED
先刻は起きたばかりでワケワカメな文章を載せてしまった。今では反省している。というわけで、もう少しマトモな文章を書いてみよう。 近頃、ぼくは「ヒトクローン肯定論」というテーマで卒論の原案をつくっている。30字くらいで要約すると「技術的な問題さえ解決できれば、ヒトクローンを禁止する倫理的根拠はない」というもの。 「えっ? そうなの?」と驚かれるかもしれないけど、調べた限りでは、倫理学者サイドからの有力なヒトクローン反対論は存在しない。有名どころで例をあげると、加藤尚武さんは「安全性という理由以外で禁止の目的を明示することはきわめて困難」と言っているし、岡本裕一朗さんも「反対する論拠はない」と断言しているし、ほかの方々の反対論も、要約すると「気持ち悪い」「自然な感じがしない」といった検討に値しないような印象論が9割を占めている(残り1割はここでは秘密。卒論でネタにさせてもらうので)。 あと、いち
わたしがやっと気づくことができた「“倫理規範を疑ってはいけない”という倫理規範が存在する」という事実。それは何を意味するのか? 「現代の日本社会においては、“なぜ人を殺してはいけないのか?”という問いを発する行為自体が、端的に悪と見なされうる」ということです。 倫理規範、というのは、こういったものを考えています。 人を殺してはいけない 自殺をしてはいけない 物を盗んではいけない 嘘をついてはいけない このようなものの他に、次のものがあったのだ、というわけです。 これらの倫理規範の成立根拠に疑いを抱いてはいけない なぜ、最後のこれが倫理規範たり得るのか? それは、当然ですけれど倫理というものは社会を維持・安定・発展させるために存在するものであり(「なぜ人を殺してはいけないのか?」という質問に対する回答の多くは「社会が維持できないから」だった)、それを犯すものは悪と見なされるからです。ゆえに、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く