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情報学に関するyuisekiのブックマーク (25)

  • パラダイムシフトの情報史 『情報技術の人類史』

    美は眺める者の眼中にあり、情報は受け手の脳内にある。 一筋の煙や電気インパルスに込められた「情報」を「意味」に転じるには、人の介在を必要とする。古代、近代、現代の情報と通信の技術を経巡ることで、人が「意味」をどうやって進化させてきたかが分かる。伝えたい内容・残したい質である、意味を見える化したものこそが、情報なのだ。 アフリカのトーキング・ドラムに始まり、文字の発明、辞書製作、蒸気計算機や通信技術の開発、遺伝子解読や量子力学と情報理論の結合まで、「情報」を操る数多くのエピソードを縦横無尽に紹介する。膨大な量と深さに溺れそうになるが、「新たな情報技術に接したとき、人はどう変化したか」という軸で読むと、人間の思考の変質の歴史になる。これは、おもしろい。 たとえば電信は、「天気の概念」「時間の概念」を一変させた。電信のおかげで遠隔地の状況が分かるようになったからだ。人々は天気のことを、土地ごと

    パラダイムシフトの情報史 『情報技術の人類史』
  • スマートフォンと哲学が出会うとき ソーシャルメディア時代の基礎情報学(3)―人間機械論とオートポイエーシス

    東京大学大学院情報学環教授 西垣 通 機械はどこまで生命体に近づけるのだろうか。生命体と機械の違いを「心」の有無にあると考えてみよう。では、心はどこから生まれるのだろうか。常識では心は脳の働きによって生じると考えられている。一方、脳科学の研究が進むほどに、脳と電子機械のあいだに質的な違いがないことが明らかになる。心と脳には関わりがあることは確からしいが、脳イコール心というわけではなさそうだ。ではいったい、私たちの生命体らしさはどこにあるのだろうか。 生命体と機械はどう違うか 人間のような機械を創ることは、エンジニアにとって永遠に見果てぬ夢である。先日、外見が不気味なほど人間に似ている大阪大学の実験ロボットが評判になった。だがこれは顔の表情など外見を実在の人物から写しとったリモート制御の人形で、中身は空っぽである。当の夢実現からはほど遠い。 求められるのは外見の類似ではなく、人間の「心」

    スマートフォンと哲学が出会うとき ソーシャルメディア時代の基礎情報学(3)―人間機械論とオートポイエーシス
  • スマートフォンと哲学が出会うとき●ソーシャルメディア時代の基礎情報学(2)―サイバネティクスへの誤解をとく

    東京大学大学院情報学環教授 西垣 通 サイバネティクスは、20世紀最大の知的成果の一つであり、情報、コミュニケーション、メディア、フィードバックといった現代社会のキー概念をもたらした。一方で、大きな誤解も生じている。生命体と電子機械との連続性・同質性の一般的議論として表面的に拡大解釈されてしまったのである。 技術の発達により、情報コミュニケーションが新たな局面を迎える今日、生命体である人間が生きのびるための知として、いま一度サイバネティクスをとらえなおす必要がある。 「スマートフォンと哲学が出会うとき●ソーシャルメディア時代の基礎情報学(1)―今なぜ「基礎情報学」なのか」はこちら 現代知のエース ノーバート・ウィーナー(Norbert Wiener, 1894年~1964年)。サイバネティックスの創設者として知られるアメリカ数学者。ミズーリ州コロンビア生まれ。父親の英才教育と自身の才能に

    スマートフォンと哲学が出会うとき●ソーシャルメディア時代の基礎情報学(2)―サイバネティクスへの誤解をとく
  • Amazon.co.jp: インフォメーション: 情報技術の人類史: ジェイムズグリック (著), 浩一,楡井 (翻訳), Gleick,James (原名): 本

    Amazon.co.jp: インフォメーション: 情報技術の人類史: ジェイムズグリック (著), 浩一,楡井 (翻訳), Gleick,James (原名): 本
  • 第6回:学術情報のアーキテクチャ、ボーン・デジタルの本質:ボーン・デジタルの情報学|美術館・アート情報 artscape

    連載では、紙を通じた情報流通からボーン・デジタルに移行し、その問題点や課題を含めていち早く体験している学術情報の世界について紹介してきた。最終回となる今回は、いまだ変化し続ける学術情報分野の現状と未来、そこから見えてくるボーン・デジタルの質について述べていきたい。 学術情報の「アーキテクチャ」 学術情報をめぐる状況は時々刻々と変化しており、その勢いは増すばかりである。情報技術の進歩がもたらす変化もさることながら、この分野のプレイヤーとなる公共セクターや民間企業の入れ替わりの激しさもまた特筆に値する。2009年末には、世界第2位の学術出版社であるシュプリンガー(ドイツ)がスウェーデン・シンガポールの投資会社連合に数千億円規模で買収され、大きなインパクトを与えた。 これまでの連載でも、さまざまな機関が提供するサービスを紹介してきたが、どの機関がどのような種類のサービスを提供しているのかがわ

  • 数理情報学  まとめ - Set::prototype

    ■ 勉強の指針となるキーワード >> 入試案内へ戻る 線形代数・線形計算 線形独立性、階数、行列式、基変形、座標変換、直交変換、特異値分解、固有値、Jordan標準形、帯行列、Gaussの消去法、LU分解、反復法 解析・数値解析 微積分 (点列の収束、Newton法、連続関数、一様収束、Riemann積分、数値積分)、常微分方程式、力学系、変分法(Euler方程式、自然境界条件)、 偏微分方程式(拡散方程式、熱伝導方程式、Poisson方程式、差分法)、複素関数論 (留数、極、Laurent展開、最大値の原理、Cauchy-Riemannの関係式、 正則関数、複素積分、Cauchyの定理、Cauchyの積分公式、留数定理)、Fourier解析 (Fourier級数、Fourier変換、サンプリング定理、Laplace変換) 代数・離散数学 置換群、多項式環、有限体、同値類、剰余類、準同型

    数理情報学  まとめ - Set::prototype
  • 「ウェブらしさを考える本─つながり社会のゆくえ─」(情報研シリーズ15)

    書内容概略 ウェブはティム・バーナーズ=リーというひとりの人物によってつくられました。それから20余年を経た現在、ウェブ以前にはなかった新しい価値観やルールが現実世界に大きな影響を与えています。メディアとして、コミュニケーション・ツールとして、ウェブは質的にどのような特徴を持っているのか。そして、私たちはそれをどのように使いこなすことができるのか。さまざまな角度から「ウェブらしさ」を考えます。 著者紹介 大向一輝(おおむかい・いっき) 国立情報学研究所・コンテンツ科学研究系 准教授。 2002年同志社大学大学院修了、2005年総合研究大学院大学 複合科学研究科、情報学専攻修了。専門はセマンティックウェブ、情報・知識共有、コミュニティ支援。2005年国立情報学研究所助教。2009年国立情報学研究所准教授。2010年より総合研究大学院大学准教授を併任。2008年からは株式会社グルコース取締

  • スマートフォンと哲学が出会うとき●ソーシャルメディア時代の基礎情報学(1)―今なぜ「基礎情報学」なのか

    東京大学大学院情報学環教授 西垣通 明治以降、日の知識人たちは西欧の知識を科学技術と哲学に分けて受容してきた。それにより効率よく科学技術を取り入れることはできたが、情報技術を扱ううえで欠かせない実践的な思考の技法としての哲学を欠いたまま、21世紀を迎えてしまった。 今日、マンガ・アニメ・ゲームなどが世界中で人気を博す一方で、技術力をもちながら、デバイスやネットワーク・サービスの分野で日企業が欧米企業の後追いに終始するのは、文系と理系の融合した領域にある情報哲学的思考が不足しているためではないか。両者の垣根を越えた「基礎情報学」は、いまの日が直面する思考の行き詰まりに風穴を開けるものとなるはずだ。 ネット社会への転機? Web2.0を提唱したティム・オライリー。米オライリーメディア社の創設者で、フリーソフトウェアとオープンソース運動の支援者として知られる(Photo by Jeff K

    スマートフォンと哲学が出会うとき●ソーシャルメディア時代の基礎情報学(1)―今なぜ「基礎情報学」なのか
  • ヴィレム・フルッサー - Wikipedia

    ヴィレム・フルッサー(Vilém Flusser, 1920年5月12日- 1991年11月27日)は、チェコスロバキア出身の哲学者。 プラハに住むユダヤ人家庭に生まれた。1938年、プラハ・カレル大学に入学し哲学を専攻。しかし1939年3月、チェコスロバキアはナチス・ドイツによって解体される。フルッサーは、のちにとなる Edith Barth と彼女の両親とともにロンドンに逃れた。彼の親族はすべてナチスの収容所で命を落とした。 1940年、ブラジルに亡命。写真等のメディアに関する哲学を展開した。サンパウロ大学などで教鞭を執った。1991年、講演旅行の為に亡命後初めて故郷プラハに里帰りしたフルッサーは自動車事故に遭遇し、その生涯を終えた。1990年代には、主にドイツ語圏でその思想がブームとなった。

  • 修士論文工房 情報哲学を持とう

    修士論文工房もいよいよ追い込み。構成の指示をしたので、次は執筆に当たっての心構え。今回は長くて難しい。読んで、わからないところはワークショップで質問するように。 プロジェクトを行って修士論文を書く場合はかなり注意が必要である。メディカルポケットは、数名で在宅用の新しいディバイスを開発した。このディバイスの構造、インターフェイスデザイン、を研究テーマに選ぶ場合は普通のコンピュータエンジニアリングの論文の形でいい。だが、どのようなインプットを選択するのか、どのようなアウトプットがいいのか、という研究も十分価値がある。そのための質的調査、とくに民族学的調査の価値をしっかりと論文にまとめることが必要である。アーバンメディアプロジェクト、あたらしいテレビプロジェクトなども同じである。関数概念をしっかりと理解すると、このあたりを整理できる。個別の修士論文指導をこれから行うが、学生は下記に目を通して情報

  • bpspecial ITマネジメント:インタビュー 人間のロボット化や情報洪水を防ぐには情報学的転回が重要

    ●東京大学大学院情報学環の西垣通教授は、ITの発達によって、人々は、日々機械的な情報処理に追われ、コンピュータの奴隷になってしまっていると指摘する。しかし、情報学的転回により、現在の流れを逆転させることが可能であると言う。そしてそれは人間が「生物の一種」であると認めることから始まると言うのだ。 ●情報学的転回とは何か。また、我々は、今後、情報学的転回に基づき、どのようにITマネジメントを行っていけばよいかについて、西垣教授に話を聞いた。 西垣 通(にしがき・とおる) 1948年東京生まれ。 東京大学工学部計数工学科卒業。 日立製作所、スタンフォード大学にてコンピュータ・システムの研究開発に携わったのち、明治大学教授を経て、現在、東京大学大学院情報学環教授。工学博士。 専攻は情報学・メディア論。 主な著作: ・「情報学的転回」(春秋社) ・「IT革命」(岩波新書) ・「ここ

    yuiseki
    yuiseki 2008/01/23
    このインタビューはかなりよくまとまってる
  • 『マウスの父、ダグラス・エンゲルバート氏インタビュー』へのコメント

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    『マウスの父、ダグラス・エンゲルバート氏インタビュー』へのコメント
  • http://www.ndl.go.jp/jp/library/current/no286/CA1580.html

  • World Wide Web - Wikipedia

    ウェブページは、ウェブブラウザーを使用することで閲覧できる。ウェブブラウザは、通常リンク部分に色を付け、下線を引く。また、ウェブページには画像を表示することができる。 2014年時点での各国のウェブ・インデックス(英語版)を表した世界地図。 World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ、略名:WWW)はインターネット上で提供されているハイパーテキストシステムである。Web、ウェブ、W3(ダブリュー スリー)[1]とも呼ばれる。 情報提供を担う者はウェブサーバを公開し、一般利用者はウェブブラウザを介してウェブサーバにある情報を閲覧するようなシステムが基である。1990年代のマルチメディアブームで登場したシステムの内で最も普及したシステムの1つで、技術の進歩に合わせて現在も仕様が更新され続けている。今ではハイパーテキストの枠組みを超えた仕様も追加され、アプリケーションの基盤としても

    World Wide Web - Wikipedia
  • Google Search

    If you're having trouble accessing Google Search, pleaseclick here, or sendfeedback.

  • ヴァネヴァー・ブッシュ - Wikipedia

    ヴァニーヴァー・ブッシュ(英: Vannevar/væˈniːvɑr/ Bush、1890年3月11日 - 1974年6月30日)は、アメリカ技術者・科学技術管理者。アナログコンピュータの研究者、情報検索システム構想 memex 提唱者、マサチューセッツ工科大学副学長、また原子爆弾計画の推進者として知られる。マサチューセッツ州エバレット出身。 1890年、マサチューセッツ州エバレットにて牧師リチャード・ペリー・ブッシュとエマ・リンウッド夫の長男・第三子として誕生。名前は父リチャードの友人ジョン・ヴァネヴァーにちなんで付けられた。 1913年、タフツ・カレッジを卒業。 1917年、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学から工学博士号を授与される。 第一次世界大戦中、米国学術研究会議で働き、潜水艦を発見するための技術を開発。 1919年、MITの電気工学科に移籍し1923~32年の間、教

    ヴァネヴァー・ブッシュ - Wikipedia
  • As We May Think

    “Consider a future device …  in which an individual stores all his books, records, and communications, and which is mechanized so that it may be consulted with exceeding speed and flexibility. It is an enlarged intimate supplement to his memory.” The telegram was a breakthrough in communication technology, which Vannevar Bush imagined could evolve in unprecedented ways. (Associated Press) Editor’s

    As We May Think
  • 電網新世紀 - パーソナルメディア書籍サイト

    Mark Stefik 編著 石川 千秋 監訳 / 近藤智幸 訳 定価 2,750円(体価格 2,500円+税) ISBN 978-4-89362-159-7 A5判 並製 496 頁 2000年1月 発売 米国の最先端執筆陣によるインターネット啓蒙書。 電子マネー・電子商取引・MUD・デジタルライブラリ・デジタル財産権・電子ヒエラルキー。米ゼロックス社パロアルト研究所(PARC)の最先端研究者らが語る新しい情報インフラの可能性とその未来。 正誤表 ⇒ Amazonで購入 (書は)インターネットの世界を黎明期から知っている私のような人間さえも、思考を豊かにし、事実をより明快にしてくれる新しいメタファーに出会い、新鮮な驚きを覚えるはずだ。 ヴィントン・G・サーフ序文より 書のおもな内容 第1部 電子図書館 (Digital Library) 第2部 電子メール (Electronic

  • http://blog.picsy.org/archives/000349.html

  • ちえの和WEBページ:コンピュータ偉人伝:アラン・ケイ<

    ちえの和WEBページ コンピュータ偉人伝は下記サイトに移動しました。 5秒後に遷移します。http://www.ijinden.com/