大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ)の運転士だった男性2人がひげを禁止する内規に従わず不当な人事考課を受けたとして慰謝料などを求めた訴訟で、大阪市は30日、市に計44万円の賠償を命じた大阪地裁判決を不服として控訴した。 16日の地裁判決は「ひげを理由にした考課の減点は裁量権の逸脱で違法」と認定。一方、内規自体は「命令ではなく任意協力を求める趣旨」とし、適法と判断した。 吉村洋文市長は翌17日、報道陣に「(低評価は)裁量の範囲内で、内規は接客業として組織が定めたもの。合法なら、守らない職員が高評価されるのはおかしい」と控訴の意向を示していた。
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