東京・中野区は区立中学校の女子生徒の制服について、新学期からスカートだけでなく、スラックス=ズボンも選べるように見直す方針を明らかにしました。 中野区には区立中学校が10校あり、このうち5校は制服を原則として男子はスラックス、女子はスカートとしてきました。残りの5校は防寒対策などを考慮して、女子生徒がスカートかスラックスを選べるようにしていて、2019年度からは10校全てで制服を自由に選択できるように見直しました。 2月1日の会見で酒井区長は「区が目指すのは多様な生き方を受け入れることができる地域社会の実現。女子生徒は自由にスカートとスラックスを選択できるようにする」と述べました。そして、制服を見直すきっかけが、小学6年生の女の子から届いた「ズボンがはきたい」という声が多いというアンケートだったことを明らかにしました。酒井区長は「(理由は)体が冷えるからスカートは嫌だ、動きにくいからスカー