僕が小学4年生の頃 学校から帰ると、家には僕のおばあちゃんがいた。 母は仕事に行っており、夜6時を過ぎないと帰ってこない。 学校から僕が帰宅してから夜6時まで、 近所に住む祖母が僕の面倒をみてくれていた。 おばあちゃんは優しくて、学校から帰ると僕にたくさんおやつをくれて、ずっと僕と遊んでくれて、毎日楽しかった。 ある時、 僕と家で遊んでいると突然、「また電気が来た」といい、なぜかイヤホンをした。 イヤホンをしたまま僕と遊んだ。 不思議だったが、僕は特にイヤホンについて聞かなかった。 別のまたある日、 なぜかずっと口元をハンカチで覆っていた。 そして、 尋常じゃないペースで、長時間歯磨きをしていた。 とにかく口をゆすいでいた。 おばあちゃんが、僕にはよくわからない行動をする日が増えた。 あるとき、おばあちゃんは僕に言った。 「隣の家の人が、うちをずっと監視してるんだよ。あんたが学校行って、誰