タグ

ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (767)

  • 「正しい」からではなく「interesting」だから心に残る:日経ビジネスオンライン

    『ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる』の紹介をした第1回目では、欧米の社会科学系の博士課程の学生がほぼ必ず読まされる(つまり、Ph.D.を持った大学教授必読の) “That’s interesting!”(Murray Davis)という1971年の古典的な論文の話から始めました。 このポイントは、論文、理論の良しあしは「理論が正しいかどうか」では必ずしもなく、「interestingかどうか」で決まる。そして、interestingであるとは、とりもなおさず人が「なんとなく」思っている前提を否定することにある、言い換えれば「直感と違う(counter-intuitive)ことを言う」ことだと申し上げました。 今回と次回はこの論文と研究者の仕事の関係から始め、さらに経営にかかわる皆さんへの示唆を考えてみたいと思います。 経営学とデータ 経営学も含め、社会科学系の研究者がして

    「正しい」からではなく「interesting」だから心に残る:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/11/30
  • デザイン賞“5冠”達成を支えたマネジメントとは:日経ビジネスオンライン

    木村 知史 日経ビジネスDigital編集長 日経メカニカル、日経ものづくり編集などを経て、2014年4月から日経ビジネスDigital編集長。アプリ開発やサイト運営をメインの業務とする一方で、製造業関連や中国関連の記事をサイトに執筆。 この著者の記事を見る

    デザイン賞“5冠”達成を支えたマネジメントとは:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/11/27
  • “行動観察”からイノベーションを引き出す:日経ビジネスオンライン

    消費者などの行動を観察し、そこから得られた知見や洞察を製品やサービスの改善や新事業のアイデアに生かすなど、イノベーションを起こす手法として期待が高まっている。 エスノグラフィーが注目される理由の1つとして、「ユーザー中心の設計」(User Centered Design=UCD)と呼ばれるものが、デザインや開発において主流になってきたことが挙げられる。 真に「欲しいもの」を知る 製品ありきで、操作性などに利用者が慣れるように仕向けるのではなく、利用者が真に欲しいと思っているものを知り、より価値ある体験や経験を提供しようという動きである。 先進国などでは市場が成熟し、既存の製品やサービスと差異化することが難しくなっている。消費者が質的に欲しているものは何か。それを問い直すことが求められており、エスノグラフィーは、それに資すると考えられているのだ。 エスノグラフィーは既存のアンケート調査やグ

    “行動観察”からイノベーションを引き出す:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/11/19
  • 私はグーグルグラスを使わない:日経ビジネスオンライン

    ウエアラブル端末が徐々に世に出始めてきている。この動きをどう見ているか。 伊藤:韓国サムスンの腕時計型コンピューターや米グーグル眼鏡型コンピューターといった、今出てきているウェアラブルコンピューターは1980年代、MITメディアラボで研究していた人たちが花を開かせたものだ。 スマートフォンが大型化するにつれ、人々は小さなものを求める傾向が強まっている。幾度となくウェアラブルコンピューターのムーブメントは起きては消えてきたが、ディスプレイ技術や通信技術の発展によって、かなり現実味を帯びてきたといっていいだろう。今回のムーブメントは米アップルの「アップル・ニュートン」(注:1993年に発売された世界初の個人用携帯情報端末)とiPadくらいの違いがある。今回のウェアラブルコンピューターの潮流は定着すると見ている。 ウエアラブル端末の現状での問題点をどう見ているか。 伊藤:例えば、眼鏡型コンピュ

    私はグーグルグラスを使わない:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/11/18
  • 天才やカリスマでなくても、組織は変えられる:日経ビジネスオンライン

    組織を変えるために、社員の自律性に懸ける。ヤフーの宮坂学社長が取材中、何度も繰り返していたのが、「社員が思う存分活躍できる舞台を用意したい」という台詞だった。目指すべきゴールを示し、守るべき最低限のルールを定めたら、後は社員に権限を委譲し任せる。「トップの役割は、いかに社員が楽しく踊れるかを考え抜くこと」と言う。権限委譲型のマネジメントは、実は人の挫折経験も影響している。宮坂流のマネジメントはいかにして誕生したか。同氏の描く理想の会社、働き方を聞いた。(聞き手は蛯谷 敏) ◆   ◆   ◆ 2012年3月の初めてのインタビューで印象に残っているのは、「社員が思う存分活躍できる舞台作りに徹したい」という発言を繰り返されていたことです。就任から1年半がたち、その手応えはいかがですか。 宮坂:どうなんでしょう。自分は当事者なので、どの程度実現できているかは確かめようもないんですけれど、個人的

    天才やカリスマでなくても、組織は変えられる:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/11/13
  • 「体に悪いよ」「健康に良くない」と宣伝して、繁盛している飲食店:日経ビジネスオンライン

    そんなところに今週、元従業員がネットで勤務先の悪口を書いて注目を集めた飲店のニュースが広がりました。よくある話と思いきや、実はこのお店、たいへんユニークな発想で注目されている飲店だったのです。 ひょっとしたら「何か考えろ」と言われて悩んでいる人たち、新しいアイデアを探している人たちのヒントになるかも? ということで、今回はそんなお店から学ぶ発想のコツと教訓について、いつものようにネット動画を見ながら考えてみたいと思います。 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。 「体に悪い」をウリにする飲店 「私は9000カロリーのハンバーガーや乳脂肪のミルクシェークなどを提供し、体重350ポンド(158.76キロ)以上なら事無料を宣伝文句にしている店の元店員です。病院をモチーフにしたレストランで、店内で客は患者のようにガウンを着て事をし、べ残すと看護婦に扮した店員に木の

    「体に悪いよ」「健康に良くない」と宣伝して、繁盛している飲食店:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/10/28
  • 「もう疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」は甘い考えか:日経ビジネスオンライン

    都会で働く会社員の間で、病や心身症、神経症など“心の病”を患う人が増えている。ある公式統計によれば、仕事に対し「強い不安、悩み、ストレスがある」と感じている人は全体の6割強。デフレ不況下で進んだ人員削減や新事業進出などにより、多くの職場で労働強化が加速したことが背景にあると思われる。いつ終わるともしれない膨大な仕事を前に、「もう疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」とふと思ったことのある人も少なくないのではないだろうか。 だが、長年暮らし慣れた生活環境を変えることは、それはそれでリスクを伴う。「田舎暮らしブーム」に乗って転居したものの、適応できず都会に舞い戻ってくる人も存在する。千葉県館山市への移住支援を手がけるNPO法人代表に、いよいよの際、都会の会社員が田舎暮らしをするうえで必要な心構えを聞いた。 (聞き手は鈴木信行) まずはNPO法人の活動内容を教えてください。 八代:千葉県館山市

    「もう疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」は甘い考えか:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/10/24
  • 養老孟司×隈研吾 「ともだおれ」思想が日本を救う:日経ビジネスオンライン

    このコラムについて 環境問題に代表されるいまの社会のさまざまな課題は、「生き物」としての私たちが、合理性、均質化、分業による効率の追求に耐えきれなくなってきた、その表れなのではないか? 偏ったバランスを、カラダの方ににちょっと戻すためにはどうしたらいいのか。 現代人は「脳化社会」の中に生きていると喝破した養老孟司氏と、ヒトの毎日の環境である住宅、都市の設計を行う建築家の隈研吾氏が、次のパラダイムを求めてゆったりと語り合います。 記事一覧 清野 由美(きよの・ゆみ) ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 プロフィール詳細 記事一覧 2015年1月9日 早死

    養老孟司×隈研吾 「ともだおれ」思想が日本を救う:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/09/20
  • 歌舞伎座が地下鉄“直結!”ではないワケ:日経ビジネスオンライン

    清野 由美 ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 この著者の記事を見る

    歌舞伎座が地下鉄“直結!”ではないワケ:日経ビジネスオンライン
  • 歌舞伎座に来たら「赤」が注目ポイントです:日経ビジネスオンライン

    (歌舞伎座のシンボルカラー、赤いエスカレーターに乗って上層階へ移動) 隈:前は劇場内にエスカレーターも、それからエレベーターすらなかったんです。ご高齢の方にはとりわけ不評だったのですが、今度はエスカレーターもエレベーターも付けました。 養老:エスカレーターが赤いね。 隈:今回の建築では、歌舞伎の特徴的な色である「赤」を意識的に増やしたんです。エスカレーターも手すりは当然のことながら、さらに普通は塗装しないステップの部分も赤く塗りました。それで、このような赤いエスカレーターができました。 先ほどご案内した地下広場も、大間も(前回参照)、赤が空間の大きなアクセントです。 養老:この「赤」というのは、まさしく歌舞伎という感じがするけど、どこから由来しているんでしょうかね。 柱もエスカレーターも「歌舞伎赤」 隈:おおもとは劇場の柱に塗られた朱の色で、歌舞伎の舞台でもよく使われるらしいんです。今、「

    歌舞伎座に来たら「赤」が注目ポイントです:日経ビジネスオンライン
  • 今回の歌舞伎座は、実は「脱コンクリート」建築:日経ビジネスオンライン

    清野 由美 ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 この著者の記事を見る

    今回の歌舞伎座は、実は「脱コンクリート」建築:日経ビジネスオンライン
  • ニート340人が本気で経営する会社:日経ビジネスオンライン

    9月10日火曜日午後、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センター。企業発足を目指す若者達が集まり、マイクを持って事業プランのプレゼンをしていた。 サイトの読者は、野心に燃えた優秀な若者たちがベンチャー企業やNPO(非営利団体)を立ち上げようとしている、といったストーリーを想像されるかもしれないが、今回はそのご期待に添えない。 実は、そこにいた全員が「ニート」だった。厚生労働省の定義では、ニートとは15~34歳の非労働力人口のうち、学生と専業主婦を除き、求職活動をしていない人を指す。 ニート全員が取締役になる企業 彼らが議論していたのは、年内設立を目指す「NEET株式会社(仮称)」の事業プランだ。ここでは希望するニートが、全員取締役になる。参加資格は「厚生労働省が定義するニートの条件にだいたい合致する方」だ。 6月の説明会には200人が集まり、ネット中継は約3000人が視聴した。

    ニート340人が本気で経営する会社:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/09/13
  • 「本当は誰も、働きたいなんて思ってないんじゃないか」という疑いから組織のあり方を考えてきた:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン

    「本当は誰も、働きたいなんて思ってないんじゃないか」という疑いから組織のあり方を考えてきた:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/09/13
  • 40歳過ぎのランニングは「元気の浪費」:日経ビジネスオンライン

    :病気が治るというのは、医者が治すんじゃないんです。自分で治すという意志がないと治りません。患者自身が、何が正しく何が必要かを見極めていく力をつけることが一番大事です。それが自立です。 医者というのは来、活用するための存在なんです。医者の限界とか守備範囲を知って、患者がある程度対等にならないと活用できません。コンピューターと一緒です。いくら素晴らしくても使い方が分からなかったら使えないし、そもそも万能でもないでしょ。 近著の『医者が教える 当に病気を治す医者の選び方』(アスコム)では、「ダメな医者」の見極め方をかなり赤裸々に解説しておられます。 特にドキッとしたのが「あなたはダメ医者にとって『おいしい患者』になっていないか?」というくだりでした。私の母は70代ですが、同世代の知人が10人集まるとそのうち8人は高血圧か高脂血症の薬を常に飲んでいて、薬なしで生活している高齢者はかなり少

    40歳過ぎのランニングは「元気の浪費」:日経ビジネスオンライン
  • 荷物15億個の伝票をデジタル化、ドライバーの知をビッグデータに:日経ビジネスオンライン

    統計学やデータ分析がブームだが、数字算出だけでは仕事は前に進まない。それを共有するITシステム、行動につなげる人材、戦略を決める経営と多角的に動いてこそ、データが生きてくる。データ分析が、人材の活躍の場を広げて、企業競争力を高めるには何が大切か。データ経営を実践する企業の現場と経営者らから考える(全6回)。 2013年9月下旬。ヤマトホールディングスは延べ床面積約20万平方メートルの巨大物流拠点「羽田クロノゲート」を稼働させる。24時間稼働、最新のマテハン機器の導入による発着同時仕分けを可能にする。海外から輸入した部品をジャストインタイムで国内拠点に配送できるメリットを生かし、企業間物流事業にも格的に参入する。8月に稼働した「厚木ゲートウェイ」や、今後中京、関西で建設予定の国内物流向けスーパーハブを活用し、大都市間での即日配送体制も強化。総額2000億円を投じて国内外を高速で結ぶ物流網を

    荷物15億個の伝票をデジタル化、ドライバーの知をビッグデータに:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/09/11
  • 1964年 新幹線がオリンピック前に開通できた理由:日経ビジネスオンライン

    瀬川 明秀 日経ビジネス副編集長 日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ビジネスアソシエなどを経て、日経ビジネスオンライン開設後はオンライン編集がメインの業務。2012年からは日経BPビジョナリー経営研究所の研究員を兼務。 この著者の記事を見る

    1964年 新幹線がオリンピック前に開通できた理由:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/09/10
  • 悪ふざけ写真のネット投稿で企業責任が問われる日:日経ビジネスオンライン

    この夏、数多くの若い店員が店の冷蔵庫に入った写真などをネット投稿して炎上、運営会社はお詫びと対応に追われました。すでに数多くの人やメディアがその分析やコメントを出していて、世の中では、許される行為ではないものの若者の思慮の浅い行動で迷惑な話、といったトーンに落ち着きかけています。 ただ、それでもなお同じような事件が後を絶たずに起きている中で、新たな危機感を覚えるようになってきました。 それは、事件を起こす若者に対してではありません。対応を求められている企業に対してです。 なぜ企業から発せられる「お詫び文」はほとんどどこも同じような内容なのか? 当に、きちんと考えて対応しているのか? 再発は防止できるのか? 今回は、そんな問題意識をもとに、動画を参考にしながら考えてみたいと思います。 ネット動画はアイデアの宝庫。それでは今週もいってみましょう。 悪ふざけ写真の投稿は新たな組織的問題 若者が

    悪ふざけ写真のネット投稿で企業責任が問われる日:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/09/06
  • 国の通貨発行権を脅かす? 世界共通の「ビットコイン」:日経ビジネスオンライン

    発のイノベーションともいえそうなデジタル通貨、「ビットコイン(Bit Coin)」がここのところ、世界の新しいモノ好きの間で注目を集めている。ビットコインはインターネット上で流通する通貨だ。日の通貨が円(JPY)であるのと同様、ビットコインの単位はBTCという。電子マネーの一種ともいえるが、一般的な電子マネーとの決定的な違いは、通貨そのものであるのにもかかわらず、国家権力が発行に一切かかわらないことである。 発行元国家を持たないこの通貨は、今のところアングラで、一部のギーク(オタク)や、あまり表沙汰にしたくないような取引をする人の間で使われているだけの様子だが、少しずつ一般の人々の間でもその利用者数を増やしている。ブログサービスの世界最大手の一つであるWordpressも、2012年にはビットコインを一部の決済手段として受け入れるようになった。 近代史上では恐らく初めてとなる無国籍の

    国の通貨発行権を脅かす? 世界共通の「ビットコイン」:日経ビジネスオンライン
  • 低運賃が日本の鉄道をダメにしている:日経ビジネスオンライン

    鉄道をダメにしてきた原因は何ですか? 阿部:鉄道のイノベーションを妨げているものが何なのかが、『満員電車がなくなる日』で最も言いたかったことです。 満員電車の歴史を振り返りました。満員電車の歴史は、実は運賃抑制の歴史でした。140年前の鉄道開業以来、常に「鉄道の運賃は安くせよ」という社会的プレッシャーに負け続け、結果的に技術開発や設備投資をする資金を確保できなかったのです。 今も同じ状況です。やろうと思えばできることができないのは、早い話、お金が回らないからです。技術的にはできることができない、心ある多くの人が無念の思いを抱いてきた140年間の鉄道の歴史のシンボルが、言ってみれば満員電車なんです。 モータリゼーションのせいではない 国家のインフラは広くあまねく安く、というユニバーサルサービスの思想でしょうか? 阿部:と言うより、むしろポピュリズム(大衆迎合主義)です。国鉄もそうだったし、J

    低運賃が日本の鉄道をダメにしている:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/08/27
  • 街灯から100メガの高速通信:日経ビジネスオンライン

    LED(発光ダイオード)を使う新しい通信手段として注目される「可視光通信」がいよいよ実用化の局面に入る。 沖縄のベンチャー企業が9月から世界初と見られる屋外での実証試験を始め、高速通信技術の確立に乗り出す。日発の新しい技術が誕生すれば、通信インフラに乏しいアフリカやアジアの新興国を攻める糸口になりそうだ。 通信は光の点滅を利用する 可視光通信とは、赤外線と紫外線の間にある領域の「目に見える光」を通信手段に利用する手法をいう。 LEDの光は、人間には分からないほど超高速で点滅を繰り返す。送受信の装置を使いながら、光が点滅する速さを調整することで、信号化したデータを通信としてやり取りする。 まだ可視光通信の言葉が聞き慣れないのは、開発が始まってから約10年しか経っていないためだ。屋内の施設や水中では一部で普及しているが、丸は屋外での実用化である。 情報通信の世界ではスマートフォン(高機能携

    街灯から100メガの高速通信:日経ビジネスオンライン
    yuiseki
    yuiseki 2013/08/25