「今やSTAP細胞は、霊的現象と同じなのである」――。発売中の「新潮45」で、ノンフィクション作家の小畑峰太郎氏がこう書いていた。確かにそうだ。 「幽霊は存在します! 私は200回以上見ています。ただ、幽霊を見るためにはコツがいる。今のところ私にしか見られません」 そう泣いて訴える霊能力者を叩いても、無意味だろう。 STAP細胞論文の自称アドバイザー、理研の笹井芳樹・副センター長(52)は16日の会見で、「STAP現象は検証すべき『仮説』」と言っていた。これまで「本当にあるのか」と疑いの目で見られてきたが、あくまで“仮説”なんだから、STAP細胞は現時点で「ない」ということだ。 さらに笹井氏は会見で「若山研が…」「世界の若山先生が…」と、共同執筆者である山梨大の若山照彦教授(47)の名前を38回も連呼していた。 「小保方(晴子)さんも“涙の会見”で<現存するSTAP肝細胞はすべて
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