スウェーデンのウプサラ大学での交換留学を経て、2010年の夏から、ウプサラ大学大学院の国際政治コースの修士課程に在籍。日本を軸に置きながら、スウェーデンの日常生活を中心に書いていきたい。 先週、スウェーデンの大手新聞SvDの文化面(10月26日)に、漫画の児童ポルノに関する特集があった。児童ポルノを含む(とされる)漫画の所持で、地方裁判所/高等裁判所ともに有罪判決を受けていた翻訳家のシーモン=ルンドストルム氏は最高裁に控訴しており、その審査が10月28日から始まるという。 同記事(漫画ポルノという表現のグレーゾ−ン)では、これまでの事件の経緯と判決の状況をまとめて伝えている。これは前に書いたことと重複する内容なのであまり書かないが、新聞の表紙に意欲と問題意識を感じたので、紙面の写真を載せる。SvDの記者が過去の判決に批判的なのが伝わってくる(ような気がする)。 犯罪(Brottslig