「ウイルス神話」の正体を暴く独立系サイト、資金難で休止寸前 2003年7月 8日 コメント: トラックバック (0) Michelle Delio 2003年07月08日 マーケティング手法の一種にFUDというものがある。FUDとは、恐怖(fear)、不安(uncertainty)、疑念(doubt)の頭文字をとった造語で、何らかの脅威があるとして恐怖・不安・疑念を煽(あお)り立てれば、不安を逃れるために宣伝されている商品を買わずにはいられなくなるという心理を利用する手法のことだ。 こうしたFUDに反対し、ウェブで最も頼りにされているサイトのひとつが、遠からず姿を消すかもしれない。 コンピューター・セキュリティー関連のFUDは、ウェブ上か否かを問わず、数多く存在する。これに対して、反FUDサイト『Vmyths』は、コンピューター・ウイルスやサイバーテロ、コンピューター・セキュリティー分野を
「独立国」を使って「ネット・データ・ヘイブン」を提供(上) 2000年6月 6日 コメント: トラックバック (0) Declan McCullagh 2000年06月06日 ワシントン発――イギリス東岸の荒海の中、沖合10キロほどに位置する吹きさらしの砲台要塞が、初のインターネット・データ・ヘイブン(避難地)になろうとしている。 この要塞は、第二次世界大戦中にイギリス軍がナチスの飛行機を撃ち落とす目的で築いたものだ。このさびついた要塞を、米国のサイファーパンクのグループが、衛星とリンクしたバーチャル避難所に作り変えた。秘密データや問題データを保管する安全な場所を求める人々のためのものだ。 5日(米国時間)にここで操業を開始する予定のヘイブンコー社の創立者たちは、このコンセプトは、各国政府がインターネットへの規制と課税にますます関心を示してきている中で、「安全な避難所」を求める個人や企業を
人間並みの人工知能をみんなで育てよう(下) 2000年9月 6日 コメント: トラックバック (0) Farhad Manjoo 2000年09月06日 (9/5から続く) マッキンストリー氏は、膨大な数のマインドピクセルを蓄えれば、ジャックは人間の思考を模倣できるようになると考えている。そのためにジャックはいったいいくつのマインドピクセルを必要とするか、マッキンストリー氏にもはっきりとはわからないが、おそらく1億以上だろうと推測している。 この人工知能理論は――全く信じられないとは言わないまでも――空想的だと思う人のために、マッキンストリー氏は、それを説明する簡単な方法があると述べる。マッキンストリー氏はこの人工知能理論を、コンピューターの世界で毎日使われている、データ圧縮というプロセスに喩えるのだ。 大きな音楽ファイルをMP3などのフォーマットで小さく圧縮し、それを復元する際には、近似
人間並みの人工知能をみんなで育てよう(上) 2000年9月 5日 コメント: トラックバック (0) Farhad Manjoo 2000年09月05日 あなたのお知恵をちょっと拝借――これはよくあるお願い。「拝借」するどころか、どんどんつぎ込んでもらいたいというのが、クリス・マッキンストリー氏だ。 人の頭の中にある数々の事実をもとに、マッキンストリー氏は「究極の平均的な人間」を作ろうとしている。みごと完成したあかつきには、その「平均的人間」を貸し出し――本物の人間に代わっていろいろな考え事をさせようというのだ。 なんだか現実の話というよりSF小説のようだが、決してフィクションではない。コンピューター科学者で人工知能の専門家であるマッキンストリー氏は、この画期的な人工知能プロジェクトを進めている――無数のウェブサーファーの知力を活用して、人間にきわめて近い思考のしかたをコンピューターに習得
死後もGoogleで「永遠の命」を――あるアーティストの試み 2005年2月18日 コメント: トラックバック (0) Michelle Delio 2005年02月18日 ビッグ・イージー[ルイジアナ州ニューオリンズの愛称]の一風変わった魅力的な画廊、『バリスターズ・ギャラリー』で、あるグループ展が3月26日まで開催中だ。ここに参加したアーティストたちは、自分が死んだ後の気分を少しだけ味わっている。 「死者の記念碑として、死後の人気を競うコンテストの試金石以上にふさわしいものがあるだろうか? 最も多くの人を引き寄せた墓石の主が優勝となるわけだ」と、ギャラリーのオーナー、アンディ・アンティパス氏は語る。同氏は『ハイドリオタフィア:ニューオリンズのアーティストがデザインする自らの骨壺』と題されたこの展示会を、アーティストのダン・ティーグ氏とともに主催している。 人の自尊心を刺激するこうしたテ
暗号化されたワイヤレス・ネットワークの弱点をつくツール登場(上) 2001年8月21日 コメント: トラックバック (0) Michelle Delio 2001年08月21日 ほぼすべての主要なワイヤレス・ネットワークでやりとりされるデータを不正に入手して分析できるツール『エアスノート』(AirSnort)が、一般に公開された。これで今日のワイヤレス・ネットワークの安全性がさらに低下することになる。 エアスノートでは、十分な情報が取得できれば、その情報を元にシステムのマスターパスワードを探り当てることができる。 つまり、エアスノートを使っているハッカーや盗聴者は、企業のデータベースにある自分のほしい情報をワイヤレスで入手できてしまうのだ。 エアスノートのこうした機能は今までなかったものではない。ワイヤレス・ネットワークが外部の者によって簡単にアクセス・監視されてしまうことは、セキュリティ
嫌煙権の次は嫌「携帯電話」権(上) 2000年1月 7日 コメント: トラックバック (0) Amy Wu 2000年01月07日 ニューヨーク発――郊外から都心へ向う早朝の通勤電車の中で、1人の男性がスーツのポケットから携帯電話を取り出す。男性は電話をかけ、周囲の目もお構いなしに、お喋りを始める。 会話は短い挨拶の言葉から、込み入った仕事の話に移る。乗客の一部からため息がもれる。咳払いをし、じっと電話の主を見つめる人もいる。声が大き過ぎる、話が長過ぎるという警告だ。 ついに誰かが声をかける。君は、車内の静寂を侵していることを認識しているのかい? 男はぶっきらぼうに答える。「携帯電話ってのは、使うためにあるんだろう」 携帯電話は都市の風景の一部になった。しかし、マナーに関する論争は烈しさを増している。一部の商業施設や公共の場所は、この現象に対処する方法を編み出している。しかし、携帯電話戦争
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く